ほむら「巴マミがいない世界」
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11: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 11:32:23.23 ID:8m/ElpKNO
杏子は大して気にもせず、話を続ける。

杏子「ふぅん……ならこの件はいい。問題は次だ。お前、まさかこの町に住んでるわけじゃないよな?」

ほむら「……だったらどうなのかしら」

杏子はほむらの言葉を聞き、舌打ちをした。

杏子「マジかよ……キュゥべえの奴、テキトーなこと言いやがって。おい、この町はあたしの縄張りだからな。魔女を狩りたいんだったら、他の町に行きな」

ほむら「わかったわ」

その必要もない。
グリーフシードの予備は十分にある。

杏子「……自分で言っておいてなんだが、本当にいいのか? 明日には行方不明になりました〜じゃ、こっちだって寝覚めが悪いぜ」

ほむら「じゃあ、この町を譲ってくれるのかしら」

杏子「いや? ただ、狩り場ってのは魔法少女にとっては死活問題だろ? それを脅かしてんだから、あたしだってここでお前と殺し合う覚悟はあった。それなのに、やけにあっさり了承したなって思っただけさ」

やはり合理的な考え方をしている。
ただし彼女の場合、美樹さやかが絡むと必ずしもそうではない。


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