10: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 11:28:55.35 ID:8m/ElpKNO
業を煮やしたのか、杏子はため息をつき、わずかに語気を弱めて再度ほむらに問いかけた。
杏子「はぁ……あのさ、お前も魔法少女なんだろ? だったら、キュゥべえがいなくなったら困るだろうが?」
ほむら「……そうね」
杏子「あいつには、孵化寸前のグリーフシードを処理してもらう役目がある。お前がまだキュゥべえを狙うというのなら、ここで相手になるぜ」
ほむら「……」
佐倉杏子は魔法少女らしい魔法少女で、合理的な考え方を好む。
ならば、ここはこう言っておくべきか。
ほむら「安心しなさい。私がこれから先キュゥべえを狙うことはないわ」
その理由は先ほど失われた。
とはいえ、状況によってはそうでもないが。
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