1: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:16:45.01 ID:CXQiijtko
ミュウツー『……これは、逆襲だ』 
 ミュウツー『……これは、逆襲だ』 第二幕 
 の続きです 
  
 ・本編ゲーム(赤緑〜XY)の設定をベースに、『逆襲』の設定、首藤要素、妄想を盛り込んだ世界です 
  
 ・『逆襲』のミュウツーが、ななしのどうくつからヤグルマのもりへ飛び出します 
  
 ・そんなミュウツーが、ヤグルマの森でいろんなポケモンや人間たちと出会います 
  
 ・人間キャラ、肩書きの設定もおおむねゲーム準拠、アニポケ由来のキャラはほとんどいません 
  
 ・とんでもなくゆっくりペースで投稿しますが、ちゃんと終わらせます 
  
 第一幕: ex14.vip2ch.com 
 第二幕: ex14.vip2ch.com
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:19:52.18 ID:CXQiijtko
  
  
 見慣れた寝床がようやく見えてきた。 
  
 木肌は青白く、ぼんやりと光っている。 
3: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:23:56.49 ID:CXQiijtko
  
 ミュウツー『いや、その……』 
  
 ダゲキ「ほんとうに、ごめんね」 
  
4: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:26:22.84 ID:CXQiijtko
  
 ミュウツー『だが、だからどうしたというのだ』 
  
  
 いやな空気だ。 
5: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:31:58.55 ID:CXQiijtko
  
 焦れていく感覚すら伴いながら、ミュウツーはそう強調した。 
  
 なんとか言葉になったのはこれだけだ。 
  
6: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:36:01.71 ID:CXQiijtko
  
 ミュウツー『……好きにしろ。私は寝たい』 
  
 ジュプトル「ねればいいのに」 
  
7: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:38:16.51 ID:CXQiijtko
  
 呼び止めれば、彼らはきっと、もうしばらく留まってくれるに違いない。 
  
 ほんの少しだけなら、きっとわがままに付き合ってくれる。 
  
8: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:42:03.62 ID:CXQiijtko
  
 あっけない挨拶をすませ、ふたりは青黒い闇の中へ踏み込んでいった。 
  
 ミュウツーはその後ろ姿を、ひやひやしながら目で追う。 
  
9: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:43:11.92 ID:CXQiijtko
  
 ヨノワールがゆっくりとこちらを向く。 
  
 敵意はもとより、怯えも卑屈さも今は見られない。 
  
10: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2016/02/24(水) 23:47:14.77 ID:CXQiijtko
  
 くるくると目を動かし、ヨノワールは瞬きを繰り返す。 
  
 しばらくして首を力強く横に振り、ミュウツーをやや不安げに見た。 
  
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