園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
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10: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 17:35:29.41 ID:y4VgxIfx0




海未「駄目です!! 破廉恥です!!!」

ことり「え〜お風呂なんて何回も一緒に入ってるじゃん」

ことり(最近の海未ちゃん、恥ずかしがり屋さんすぎるよぉ)

海未「もうお互いそんな歳ではないでしょう」

ことり「一ヶ月前のお泊まり会で穂乃果ちゃんと海未ちゃんと一緒に入ったけど?」

海未「とっ、とにかく!! 駄目なものは駄目です」

ことり「ぶ〜」プク-

海未「膨れても駄目です」

ことり「わかったよ。じゃあことりが先に入るから、海未ちゃんはその後ね?」

海未「はい、ごゆっくり」



ことり「海未ちゃんあったか〜い♡」ギュゥゥ

海未「ってなんで一緒のベッドなんですか!」

ことり「お客さん用の布団破けちゃって、まだ買い直してないからって言ったよ?」

ことり(ほんとは海未ちゃんと一緒に寝たかったからだけど)

ことり(海未ちゃんはことりに何か隠してる。だからベッドの中で聞き出しちゃうのです)

海未(落ち着くのです私。グラハム数を数えて落ち着くのです…)ギンギン

ことり「でも海未ちゃん自身はカチコチだね」

海未「なっ!?」

ことり「さっきから同じ姿勢でずっと固まってる」

海未(ああ、姿勢のことですか)

ことり「…どうしたの、本当に? もう風邪は治ってるよね? やっぱり最近海未ちゃんおかしいよ?」

海未「……すいません。色々思うことがあって…」

ことり「ことりは心配だよ? ことりにできることがあったら、なんでもするから話してほしい」

海未(ことりは本当に優しいですね)

海未はことりの方を振り向き、手を握る。

海未「ありがとうございます。でもこれは私の問題ですから」ギュッ

ことり「海未ちゃん…」

海未「もう遅いですし、寝てしまいましょう」

海未(ことりの顔を見てると胸が高鳴ってきました。これ以上見ていられません)

海未「で、ではおやすみなさい」プイッ

ことり「あっ」

ことり(海未ちゃん…)

ことり(いままでなんでも話してきたのに。なんでも三人で協力して解決してきたのに)

ことり(留学のことだってそう。海未ちゃんが話を聞いてくれて、穂乃果ちゃんが引き止めてくれたからことりは残れた)

ことり(…本当は海未ちゃんにも止めてほしかったけど)

ことり(ことりは海未ちゃんに正直に打ち明けてよかったと思ってる。でも今の海未ちゃんはそうじゃない)

ことり(…大人になるってそういうことかもしれない。だんだん、それぞれの道に進むようになって、色んな人との時間が増えてきて、話せないことも増えていくのかも)


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