佐久間まゆ「瀬をはやみ、ですよ」
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8: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2017/06/02(金) 23:24:40.97 ID:msBbbnVco
「第三者視点から見て、の話どす。きっとプロデューサーはんも、まゆはんと同じやろうし。せやねぇ、こういう時は……瀬をはやみ、どすえ」

「ネオ速水?」

なんでか分かりませんが頭の中にとても筆舌にし難いシュールな映像が流れた気がします。
以下略 AAS



9: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2017/06/02(金) 23:25:21.34 ID:msBbbnVco
「今までお世話になりました!!」

 プロデューサーさんがアメリカへと旅立つ日が近付いてきました。その間、プロデューサーさんが気を使ってなのか私と接する時間はほとんどありませんでした。少しの間だったのに、それすらも永遠のように思えて。これから本当に離れ離れになってしまったとき、私はどうなってしまうのか……本音を言えば、自分でも怖いです。

「プロデューサーさん、少し……歩きませんか? 会えなくなる前に、伝えたいことがあるんです」
以下略 AAS



10: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2017/06/02(金) 23:27:02.50 ID:msBbbnVco
「瀬をはやみ、ですよ」

「……!」

 まゆとプロデューサーさんが離れ離れになって会えないとしても、運命の糸はきっと繋がっているはずだから。たとえ何年、何十年掛かったとしても。
以下略 AAS



11: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2017/06/02(金) 23:27:45.16 ID:msBbbnVco
「! プロデューサー……さん……」

「ま、まぁ。そういうことだからさ。少しの間、待っててくれよ?」

 そう言って彼は小指を立てました。恥ずかしそうに背けた顔はほんのりと赤くなっていて、私もそれに倣って小指を立てます。まるでダンスレッスンみたい。目には見えなくても、確かに私たちは繋がっている。川の瀬の流れが速くて、岩にせき止められた急流が2つに分かれたとしても。いつかはまた、一つになる事が出来るのだから。
以下略 AAS



12: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2017/06/02(金) 23:28:39.02 ID:msBbbnVco
以上です。お付き合いいただきありがとうございます


13:名無しNIPPER[sage]
2017/06/03(土) 16:08:21.73 ID:cmC0Ur+6o
崇徳院ってことは最期は怨霊に


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