高垣楓「若々しい気質」
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2: ◆OVwHF4NJCE[saga]
2017/06/14(水) 22:05:27.54 ID:OIoYntls0
 瀟洒で落ち着いた内装に、耳に心地よいジャズの音色。
 少し照明は落としているけれど、決して暗くはない店内。
 そんなバーのカウンターに、私と彼は腰かけていた。

「それじゃ」

「ええ」

 私はブルームーンを。彼はキールを手に取って、グラスを軽く打ち合わせる
 澄んだ音が、BGMの中にあって、それでも綺麗に響いた。


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