橘ありす「プロデューサーさんがちくびからパスタを!?」
1- 20
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/18(日) 01:15:50.22 ID:v88kCrGk0

……。

三十分後。

先程までの喧騒がうそのように静まり返った事務所には、お腹をさすり幸せそうに微笑むありすと、半裸で荒い呼吸を繰り返す男の二人しかいなくなっていた。

「プロデューサーさん。ほんとにもうお仕事に行って大丈夫なんですか?」

「心配するな。大丈夫だって」

スーツに着替えたプロデューサーはありすの手を握る。ありすもまた力強く握り返す。
その様子はパスタを経て深まった二人の絆を象徴していた。

「さあ、仕事だ。気合をいれるぞ!」

「はいがんばりましょう。プロデューサーさん!」


血を分けたお父さんではないけれど。
それでもプロデューサーさんは私たちアイドルのお父さんです。
いつもありがとう、お父さん。

心の中で呟いたありすは、一際彼の手を強くにぎるのであった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
25Res/11.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice