【笑ゥせぇるすまん×俺ガイル】平塚静「ココロのスキマ、お埋めします……だと?」
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4: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:10:41.39 ID:4JutK+cUo
  ×  ×  ×

 ……カチッ……カチッ

静「ん……チッ、ライターのガスが切れたか……」
以下略 AAS



5: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:13:26.15 ID:4JutK+cUo
静「……ふぅ、どうも……ありがとうございます……」

喪黒「いえいえ、しかしお嬢さん、随分と荒れているご様子ですが、どうかなさいましたか?」

静「はぁ……いや、さっき失恋したばかりでして……」
以下略 AAS



6: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:14:22.83 ID:4JutK+cUo
喪黒「おやおや、もしかして私が怪しいとお思いで?」

静「なっ……別にそんな!」

 思いもよらない言葉に心臓が脈打つ……まさか、心を見抜かれた?
以下略 AAS



7: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:16:37.32 ID:4JutK+cUo
喪黒「いえいえ、私は気にしてませんから、顔をお上げになって下さい……ああ失礼、申し遅れました。私、こういう者でございます」

 その人は懐から名刺を取り出し、私に手渡す。普通の名刺だが、その名刺には、とても気になる言葉が書かれていた。


以下略 AAS



8: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:17:50.69 ID:4JutK+cUo
喪黒「お嬢さん、あなたのように美しい女性が酒浸りになっている姿は、私としても誠に心苦しいものです。これも何かの縁だと思いますので、宜しければ私の馴染みの店で呑み直しませんか?」

静「美しい……それ、私の事ですか?」

喪黒「えぇえぇ勿論そうですとも。宜しければ、ワタシに是非お話をお聞かせ下さい」
以下略 AAS



9: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:19:21.42 ID:4JutK+cUo
【BAR 魔の巣】

 喪黒さんの案内で通されたバーに入る。

 私達の他に客はおらず、ただ静かな店の雰囲気が心地良さを醸し出していた。
以下略 AAS



10: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:20:00.11 ID:4JutK+cUo
喪黒「しかし平塚さん、よく飲みますねぇ」

静「まぁ、こーゆー日は呑まないとやってられないですし」

喪黒「ホッホッホ……まぁ、そういう時もありますよねぇ」
以下略 AAS



11: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:21:02.62 ID:4JutK+cUo
静「……ふぅ…………ダメなんです私、昔っから男運が無くて……」

喪黒「……そうだったんですか」

静「前に付き合っていた男はヒモにされるし……その次の男は部屋の鍵を渡しておいたら家財道具を全部持ち逃げされるし……婚活パーティー会場からは追い出されるし……」
以下略 AAS



12: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:21:38.19 ID:4JutK+cUo
喪黒「相当荒れてますねぇ……」

静「はい……すみません」

喪黒「大丈夫ですよぉ、そうしてお酒の力で心を癒す事もまた大事です……が、飲み過ぎはお身体の毒にもなります、そこはお気を付け下さい」
以下略 AAS



13: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:22:54.25 ID:4JutK+cUo
喪黒「ええそうです、どうにも人は、つい見た目や印象だけでその人を判断してしまい、その人の本物の姿に気付けずにいる事が多々ある様で」

静「……私も、さっきは喪黒さんの事をそう見てしまいましたしね……本当に失礼しました」

喪黒「いえいえ、気にしないで下さい、何も責めている訳ではありません……しかし、勿体ないですよねぇ」
以下略 AAS



14: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/07/01(土) 20:24:27.73 ID:4JutK+cUo
喪黒「どうでしょう、あなたのその内面の良さを、より多くの人に伝え易く出来る方法があるのですが」

静「……どんな方法ですか?」

喪黒「これを」
以下略 AAS



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