緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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2017/07/14(金) 14:56:29.71 ID:rHT/Celd0
 そこまで考えた所で、智絵里はある事に気づいた。そして思い出した。 
  
  
 今まで自分がどんな思いで、四つ葉のクローバー探しをしていたのかを。 
  
72:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:56:55.99 ID:rHT/Celd0
 「それにな……俺は智絵里の事が好きだからさ。どんな我が儘だろうと、お前の為なら叶えてやりたいんだ」 
  
  
 「プロデューサーさん……」 
  
73:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:57:21.61 ID:rHT/Celd0
 「……ごめんなさい、プロデューサーさん」 
  
  
 「……何で、謝るんだ?」 
  
74:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 14:57:45.69 ID:apSscRn50
  
  
  
  
  
75:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:57:52.65 ID:rHT/Celd0
 「でも、私……分かったんです。甘えているだけじゃ駄目なんだって。いつまでも、誰かを頼ってばかりじゃいけないって」 
  
  
 「智絵里……」 
  
76:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:58:26.39 ID:rHT/Celd0
 そう宣言すると、智絵里はスッとその場に立ち上がる。 
  
  
 数歩ばかし歩いて木陰を出ると、振り返ってPを見て、 
  
77:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 14:58:31.19 ID:apSscRn50
  
  
  
  
  
78:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:58:54.51 ID:rHT/Celd0
 「せっかくだし、これで行こうか」 
  
  
 「……はいっ」 
  
79:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 14:59:02.86 ID:apSscRn50
  
  
  
  
  
80:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:59:19.16 ID:rHT/Celd0
 「その写真、何に使うつもりだ?」 
  
  
 「もちろん、思い出として残しておきたくて」 
  
81:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:59:46.38 ID:rHT/Celd0
 「秘密にはしたくは無いので……今日一日であった事の全て、包み隠さず伝えておきたいんです」 
  
  
 「……送ってもいいけれど、あんまり煽り過ぎない様にな。そんな事すれば、後が怖いから」 
  
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