二宮飛鳥「美波さんにボクの歌が歌えるわけがない」
↓ 1- 覧 板 20
18:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 09:10:09.48 ID:jKZID4Vr0
どうすればいい。
お互いに一歩、踏み寄ればいいのに、きっとそれは簡単でとても難しいこと。
考えあぐねていたそのとき、親友の顔が頭に浮かんだ。
「ボクは理解したい。美波さんと、共鳴したい」
やや強引に美波の手を取った。
以外と肉付きが良くしっかりしていて、そういえばラクロスをしていたんだったな、とか雰囲気にそぐわないことを飛鳥は考えていた。
でも感じる。
これは努力をしてきた人の手だ。
「理解るよ、美波さん。自分に正直に生きることは、怖いことだ」
嘘が得意で、それが普通になってしまって。
斜に構えているか、優等生でいるか、その違いなだけ。
26Res/16.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20