二宮飛鳥「美波さんにボクの歌が歌えるわけがない」
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2:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 08:53:18.48 ID:jKZID4Vr0
住む世界が違う。
飛鳥は美波を初めて見たとき、そう感じた。
新しくスカウトされた新田美波という人物は、容姿端麗、頭脳明晰、文武両道を地で行く人で、瞬く間にアイドルとしての実力をつけていった。
大学に通いながら、資格の勉強とサークル活動とアイドル活動を全てこなしているのだからそのバイタリティは驚くべきである。
世界への抵抗を繰り返し、刺激と変化を与えてくれるものを探して彷徨っていた飛鳥にとっては、眩しすぎるように感じた。
事務所の皆も一目おいており、特にありすからは毎日のように文香と美波の話を聞かされている。
しかしながら、飛鳥は美波に違和感を覚えていた。
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