二宮飛鳥「美波さんにボクの歌が歌えるわけがない」
1- 20
5:名無しNIPPER
2017/07/14(金) 08:55:23.38 ID:jKZID4Vr0
神秘的なまでに透き通った白い肌と、それを覆う黒のゴスロリ服。

歩く度にしなやかに揺れる巻き髪。

長い睫毛に縁取られた深紅の瞳。

神崎蘭子その人であった。

「心配には及ばないよ。少し考え事をしていてね」

「ふむ……その澱み、分かち合うことは可能か?」

「蘭子は美波さんと話したことはあるかい?」

「うむ! かの者は慈愛に満ちており、それでいて気高き魂を持つ、まさに女神!」

蘭子のキラキラと輝く目は、飛鳥にグリモワールを見せるときのそれによく似ていた。

「そうか……蘭子、キミまで……」

飛鳥は右手でエクステを弄ぶ。

「確かに、美波さんのストイックな部分は見習うべきものだろうね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
26Res/16.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice