11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/07/16(日) 14:50:41.70 ID:YMqcCAV+0
※ ※ ※
コンコン
武内P「どうぞ」
ガチャ
凛「ん、失礼するね」
武内P「渋谷さん、どうかされました?」
凛「……あのさ、プロデューサーについて妙な噂が流れているみたいなんだ」
武内P「……またですか」ハァ
凛「その内容がね、プロデューサーが熟女好きだって」
武内P「……え?」
凛「ホントおかしいよね。プロデューサーは熟女好きなんかじゃないのに」
武内P「確かに不思議です。いったいなぜそのような噂が流れているのでしょうか……」
凛「理由はわからないけど、とにかく否定しなきゃ。そのためにも私と『まあ放っておいても大丈夫でしょう』……え?」
武内P「どうかされましたか?」
凛「……どうかしているのはプロデューサーの方でしょ。放っておくってどういうわけ?」
武内P「人の噂は七十五日と言いますし、前回の噂と違って実害が出るわけでもありませんから」
凛「……プロデューサー。それは甘いんじゃない」
武内P「そうでしょうか?」
凛「そうだよ。ちゃんと否定しないと噂を真に受けて、勘違いしたオバサン達が次々とプロデューサーに言い寄ってくるかもしれないんだよ。嫌でしょ? 迷惑だよね?」
武内P「はあ。噂のおかけで私がモテることになるとは想像できませんが」
凛「そんな地獄絵図を防ぐには、プロデューサーが若い娘に興味がある健全な男性だって証明しないと」
凛「まあ証明しようにもプロデューサーにそんな相手がいないし、口裏を合わせて頼もうにも応じてくれる娘なんていないでしょ? しょうがないから私が――」
ギイィ
常務「騒々しいな」
武内P「常務!? どうかされましたか?」
凛「……ッ」
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