12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/07/16(日) 14:51:39.95 ID:YMqcCAV+0
 常務「しっかりとドアは閉めておきたまえ。外まで聞こえていたぞ」 
  
 武内P「失礼しました」 
  
 常務「君に言ったわけではないが……まあいい。ところで知っているか? 年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せという言葉を」 
  
 武内P「え? は、はい」  
  
 常務「古いものはいい……よくできている。さっきの格言も――」 
  
 凛「でもそれって行き遅れた人たちが仕掛けた、高度な情報戦でしょ?」 
  
 常務「……」 
  
 武内P「し、渋谷さん?」 
  
 凛「まあ二十代の男性が、一歳や二歳上の人と結婚するならあてはまるかもしれないけど、例えばプロデューサーぐらいの三十歳ぐらいの人が何歳も上の人と結婚するとなると話は違うよね?」 
  
 常務「……恐ろしいものだな。若さゆえの無謀と暴言というものは」 
  
 凛「話をそらさないでくれる? それとも都合の悪い若者の正論を、これだから最近の若い者はで流すのが歳よ――大人のやり方なの?」 
  
 少佐・蒼「……」ドドドドドドド 
  
 武内P「あ……あの、お二人とも」 
  
 少佐・蒼「君(プロデューサー)は黙って(て)いたまえ!」 
  
 武内P「…………はい」 
  
  
 若者ノ正論ダト? 子ドモガ大人同士ノ関係ニ首ヲ突ッ込ムコト自体ガ間違ッテイルノダ 
  
 モウ一年モスレバ結婚デキル年齢ナノニ? 結婚デキル年齢ニナッテカラ考エルンジャナクテ、ソノ前カラ考エテオカナキャ準備不足、考エガ足リナイッテ怒ルタイプデショ常務ハ 
  
 ソノ準備段階デ出シャバルノモ不愉快ダ―― 
  
  
 武内P「……」 
  
 武内P「なぜまた、こんなことに。どうして私についての噂が流れるのでしょう……」 
  
  
  
  
  
 卯月「……」 
  
  
  
  
  
 〜熟女好き編、おしまい〜 
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