6: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/07/16(日) 14:45:10.44 ID:YMqcCAV+0
 幸子「まったく! あれじゃあボクが五年十年と歳をとったら、プロデューサーさんがボクへの興味を失うみたいじゃないですか」 
  
 美嘉「うわあ……火に油を注いでどうすんのよ」 
  
 幸子「皆納得してくれましたよ? 『せ、せやな』『お、おう』『わかる……わ!』って」 
  
 美嘉「わかるんだ……」 
  
 武内P「あの……輿水さん。誤解があるかもしれないので、いくつか確認したいのですがよろしいでしょうか?」 
  
 幸子「ええ、構いませんよ。カワイイ上に寛大なボク! ああ、自分が恐ろしい」 
  
 武内P「その……私は輿水さんはたいへん愛らしく、魅力的なアイドルだと思っています」 
  
 幸子「ですよねですよね♪」 
  
 美嘉「ちょっと……もう少しストレートな言い方しないとこの娘には伝わんないわよ」ヒソヒソ 
  
 武内P「んんっ。しかし私の輿水さんへの好意は、プロデューサーや一人のファンとしてのものです」 
  
 幸子「………………………へ?」 
  
 武内P「ですからその……私が輿水さんのことを大好きだという形に噂を訂正したのは、語弊があるといいますか」 
  
 幸子「……ウソ、ですよね?」 
  
 武内P「……輿水さん?」 
  
 幸子「プロデューサーさんは、ボクのプロデューサーさんですよね? 担当でなくなったなんてこと関係無しに、ボクのプロデューサーさんですよね? 五年後も十年後も、ボクが何歳になってもボクに夢中ですよね?」 
  
 幸子「あ、そうかわかりました♪ まったくいけない人ですねえ。そんなこと言ってボクが困った姿を見て楽しむんですか。やれやれ、いい趣味してます」 
  
 幸子「そういうこと――――ですよね?」ハイライトオフ 
  
 武・処「」 
  
 武内P(目に光が無い輿水さんも、いい――カワイさです)ハイライトオフ 
  
 美嘉「んんっ」ゴホンッ 
  
 武内P「ハッ!?」 
  
 美嘉「幸子ちゃーん? あんまりワガママいってコイツのこと困らせちゃダメでしょ」 
  
 幸子「ワガママ? ボクのプロデューサーさんにボクが本当のことを言うことの何がワガママなんですか?」 
  
 美嘉「本当の、ことね。じゃあ本当のことを思い出させてあげる」 
  
 幸子「む、なんですか?」 
  
  
  
  
  
 美嘉「コイツの好みはカワイイ系じゃなくて、アタシみたいな背が高い大人っぽい女性ってこと★」 
  
 武・幸「!?」 
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