5: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/20(木) 00:49:25.34 ID:x3jWhne2O
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「…2人で、ユニット?」
「ああ」
「ほう、いいじゃないか」
泉が晶葉を連れて事務所に戻って来てから彼女たちのプロデューサーから知らされたことは、今度のイベントで泉と晶葉でユニットを組むといったものだった。
「異存はあるか、晶葉?」
「む、いや、特に無い。むしろ嬉しいくらいだ」
「そうか、なら頼んだぞ」
「うむ、この天才科学者、池袋晶葉に任せておけ!」
そう豪語する晶葉の隣で、泉は狼狽していた。
折角のアイドルとしての仕事、それもプロダクション全体を挙げてのドリームLIVEフェスティバルだ。嬉しく無いわけがない。
しかし、彼女は素直に喜べずにいた。
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