速水奏「小悪魔アイドルが純情じゃいけないのかしら?」
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8: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/07/25(火) 17:56:45.33 ID:k+lF4Uj/O


 速水奏と言う女の子に対して別の視点を得てからは、それはどんどん分かりやすいものとなっていった。
 もしかしたら以前からそうで、初期の印象のせいで気付けていなかっただけかもしれない。
 少なくとも、今まで以上に接しやすさと言うか馴染みやすさのようなものを感じたのは確かだ。
 小悪魔アイドルとして売り出している以上、変に声を大にして言える事ではないが。

 そんな奏と言えば、テーブルの方で何か勉強をしていた。
 時折向けられる扇風機の風が、彼女の綺麗な髪をなびかせる。
 髪を耳にかけるそんな仕草も、見る人を釘付けにする美しい動きだ。
 それだけで絵になってしまうあたり、彼女にはかなり素質があるのだろう。

 そう言えば、今日は奏は制服で事務所に来ていた。
 時折あの大人び過ぎた感じで忘れられる事もあるらしいが、彼女は現役高校生なのだ。
 白いシャツに短めのスカートと、それだけでファンの人達は大喜びする様な格好だろう。
 もう少しスカートの丈長くてもいいんじゃないだろうか、と思わない事もないが。




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