アナスタシア「流しソ連」 神崎蘭子「そうめんだよ」
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13:名無しNIPPER[saga]
2017/08/04(金) 23:57:06.33 ID:XpzauLuto

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 「ニュースピェヘ……アーニャがわるいこ、でした。やめましょう」

 「ええー……」

 「地獄の業火……」
 (あつぅ……)


CGプロダクションの屋上。
真夏の太陽が燦々と降り注ぐそこはフライパンと化していました。
一歩を踏み出そうとしたアーニャが、慌てて階段室へ転がり込んできます。

 「流石に事務所内で敢行する訳にもいかないからね」

 「かえりたい……ペトログラード……」

 「我が友よ。霊力を振り絞れ」
 (アーニャちゃん。もうちょっとだけ頑張ろ?)

早くもすんすんと鼻を鳴らし始めたアーニャ。
隣に立つ蘭子が一生懸命に彼女を励まします。
蘭子は相変わらずの上下ゴシックを決めていて、流れる汗は留まる処を知りません。
魔界のお洒落も下界と同じく、やはり我慢なのです。


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