16: ◆Fe3NifTDyM[saga]
2017/08/07(月) 20:51:51.67 ID:lJm4SMApo
桃子「それはこっちのセリフっすよ！ 目が覚めたらいきなりこんな場所で……」
京太郎「え？ お前もなのか？」
有意義な情報を得られるかと思いきや、早速頓挫してしまった
さっきから殆ど人を見かけないし、マジでここはどこなんだ？
桃子「お前も……って事は、須賀も？」
京太郎「残念ながらな。しかも他に人はいないようだし」
桃子「うー……手詰まりっすね。私もさっきからこの辺をぐるぐるしていたっすよ！」
二人頭を抱えて、考え込む
俺と東横。この二人だけがどうしてこんな場所に？
誘拐？ いや、それならロープとかで縛られているだろうし……
カピ「きゅ！」
京太郎「どうしたカピ？」
カピ「きゅー！！」ﾄｺﾄｺﾄｺ
京太郎「またかよ！ おい、待てって！」
桃子「あ、待って欲しいっすよー！」
逃げていくカピをまたしても追いかける
もしかすると、東横の時のように誰か人を見つけてくれたのか？
カピ「きゅー！」
？？？「……あっ」
京太郎「あっ！」
本当にいた！
廊下の奥、扉の中から出てきたあの人影は……
ハギヨシ「須賀君ではありませんか！」
京太郎「ハギヨシさん！？」
東横「龍門渕の執事さんっす！」
ハギヨシ「これは鶴賀の東横様まで……よくぞご無事で」
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