20: ◆Fe3NifTDyM[saga]
2017/08/07(月) 21:18:10.65 ID:lJm4SMApo
ハギヨシ「消えてしまったのです。私達の生きるこの世界は、つい数時間前に……滅びてしまいました」
京太郎「な、なんだってー!」
桃子「う、嘘っすよね?」
ハギヨシ「嘘ではありません。この研究所に残っていた数人の職員を除き……」
京太郎「そんな……!」
カピ「きゅー……」
桃子「じゃあ、お母さんも、お父さんも……加治木先輩も! みんな消えちゃったって言うんすか!」
ハギヨシ「ええ」
桃子「……あ、ぁ」
信じられないと言った表情の東横だったが
ハギヨシさんの真剣な表情を見て嘘ではないと悟ったようだ
ガクッと崩れ落ち、その瞳には涙を溜めている
ハギヨシ「……須賀君は、冷静なんですね」
京太郎「いや、まぁ……実感が湧かないのと、ハギヨシさんがいるならなんとかなるかなって」
正直な話、俺はまだこの話を信用していない
だって、本当に世界が滅びたのなら……ハギヨシさんがこんなにも平然としているわけがないからな
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