【ダンガンロンパV3】私はピアノバカだけど、安価で他の才能を探しちゃうよ!【安価】
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417:名無しNIPPER
2018/01/31(水) 01:47:40.47 ID:EUtfRUgo0
須藤和希(男子6番)と高岡優(男子7番)は民家へ逃げ込んでいた。
須藤と高岡は学校でも有名なコンビである。固定ファンがいるほど人気があるコンビだ。
須藤は廃校を出て、高岡を待っていた。
高岡の前に坂本美子(女子6番)が出てきたが、走って行ったのであえて声も掛けずに高岡を待った。
合流したらすぐに走り、民家に立てこもったわけである。
「大変なことになっちまったな〜。」
高岡が鞄とデイパックを降ろしながら言った。
「そうだね。ま、なんとかなるんじゃないの?」
須藤も軽く返しながら荷物を置いた。
「あ、武器でも確認しとくか。」
「そうするか〜。」
2人一斉にデイパックを開いた。
「和希・・・何入ってた・・・?」
「・・・・・大根」
大根1本を構えてみせる。
「なんでやね〜ん!大根でどう戦うねん!」
ハリセンで須藤の頭を叩いて言った。お互いにしばらく顔を見合わせていた。
「優はハリセンかあ・・・」
「まったくだな・・・2人いてハリセンと大根か。たぶん世界一ツイてないな。」
「でも優にハリセンってピッタリじゃん!」
「まあツッコミ担当っすからね!」
「あはは・・・そ〜だね・・・」
須藤はその場に座って下を向いた。
高岡も隣に座った。
なんとなく須藤のテンションが下がった気がして尋ねた。
「どした?」
下を向いたまま答える。
「もし・・・最後、俺たち2人になったら・・・どうする?」
あまりにも突然、意外な質問に戸惑う。
「え・・・?」
慌てて須藤は弁解した。
「ううん、みんな一緒に帰れるとは信じてるけどっ!もしも・・・だよ・・・」
「そうだなあ・・・」
「その時はさ、俺が死ぬから優、頑張りなよ?」
「は?何言ってんの?お前は俺の相棒だろ?ツッコミだけでやっていけねえだろ。」
「でも・・・」
須藤の言葉を遮って続ける。
「いいか、和希。俺の相棒は和希しかいない。他の奴じゃ話にならない。お前が死ぬとき、それは俺が死ぬときだ。」
「優・・・」
「はい、決定!んじゃまあ、作戦でも立てますか。」
ペンと紙を取り出した。
その時、ドアの開く音が聞こえた。


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