晶葉「できたぞ助手! アイドルのおっぱいが食べ放題になるスイッチだ!」
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12:名無しNIPPER[saga]
2017/09/13(水) 01:23:08.53 ID:nc+WoeSk0
 ――翌日


飛鳥「昨日は災難だったようだね、プロデューサー」

蘭子「繰糸に囚われし哀れなるマリオネット! 我が友よ、汝の縛めは解けたりや?」

P「それなんだがな……ちひろさんとなにか会話したっていうような記憶しかねえ」

飛鳥「というと、飲み会に行った後のことは?」

P「飲み会? 俺が? 誰と?」

蘭子「ちひろさんたちと共に、バッカスの宴へ繰り出したとは聞いているが」

P「そうなんですか、ちひろさん」

ちひろ「ええ。でもプロデューサーさん、たくさん飲んでいらっしゃいましたから、そのせいで記憶がないんじゃないですか?」

P「え、そんなに飲んだの? やだなあ……俺、酒癖悪いんですよ……だからあんまり飲まないよう、なるだけ飲み会も断ってたのに……あの、ちひろさん。俺、なにか変なことしませんでしたか?」

ちひろ「別に何もありませんでしたよ?」

P「そうですか……ならいいんですけど」

飛鳥「……蘭子。気づいてるかい?」ヒソヒソ

蘭子「……うん。ちひろさん、さっきから一度もプロデューサーの顔を見ようとしない」ヒソヒソ

飛鳥「……これは顔も見たくないようなことをされたか……」ヒソヒソ

蘭子「……あるいは顔が見れなくなるようなことをされたか……」ヒソヒソ

あすらん(……確認しないと……!)

飛鳥「……あれ、ちひろさん。今日はどうしたんです?」

ちひろ「えっ? 何がですか、飛鳥ちゃん」

飛鳥「いつもは二、三〇デニールくらいのストッキングなのに……今日は随分と濃いストッキングじゃないですか」

ちひろ「そっ、それは……もう九月ですから。衣替えですよ、衣替え」

蘭子「真冬でもそんなストッキングしてたところ見たことないんですけど」

ちひろ「え゛っ……そ、そうだったかしら……あはは」

飛鳥(……なにかあるな。カマをかけてみるか……)

飛鳥「ところでちひろさん、気づいてますか?」

ちひろ「な、なんでしょう……」

飛鳥「伝線したところから透けて見えてますよ?」

ちひろ「う、うそっ!? やだっ! やだ……見ないでぇ……///」

飛鳥(……記憶を失ったプロデューサー……アイドルのいいなりになってしまう状態での飲み会……プロデューサーの顔を見ようとしないちひろさん……推定一〇〇デニール以上の極厚ストッキングに隠された、人に見られたくないもの……ふっ、真実とはいつだって残酷なモノだね……)

蘭子「ちひろさん……そうだったんですね……」

ちひろ「そんな純真な目で汚れた私を憐れむのはやめて!」

蘭子「大丈夫です! ちひろさん、これを使ってください!」

ちひろ「……これ、は……?」

蘭子「雪菜さんイチオシのニキビクリームです! ちひろさん、足に出来たニキビを隠したいからそんなストッキングを履いてたんですよね?」

飛鳥(蘭子……キミというやつは……)

ちひろ「私が隠したいのはニキビじゃなくてキスマークですッ!」

蘭子「ん……うん? なんでそんなとこにきすまーくがあるんですか?」

飛鳥(蘭子! キミというやつは……ッ!)


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