10: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:02:15.40 ID:u1+Fwgaf0
いや、暇もなにも大人しく勉強すればいいのだが、やはりやる気が起きない。
それどころか、またも対面で私の集中を阻害する事態が。
豊音「……! ……!」
白望「……?」
私の対面に座る豊音が、勉強の手を止め、なんだかワクワクしている……?
いや、ワクワクして……それでいてソワソワしている……?
なんだかよくわからないが、豊音は手元のシャーペンの先を問題集に置いたまま、顔を上げてこちらを見ていた。
白望「……??」
こちらも豊音を見返し、首を傾げる。
しかし、そんな私の仕草に、豊音は反応しなかった。
そこで気づく。豊音が見ているのは、私ではない。
私の頭越しに、私の背後の何かを見て、豊音はワクワクソワソワしているらしい。
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