スクライドお料理教室
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:09:15.05 ID:0+vEXeDNO
劉鳳「腹が減ったな…」

カズマ「仕方ねぇ。何か作るとするか」

劉鳳「ふむ、いいだろう。ではまず、この具材を切ってみろ」

カズマ「誰に命令してんだ?!」

劉鳳「シェルブリッドのカズマにだ」

カズマ「けっ。やってやんよ…絶影を持つ劉鳳さんよォ!!」
トントントトトントン!


カズマ「オーケィ。刻んだぜ!今度はお前がこのキャベツを刻めッ!」

劉鳳(あの男の包丁は、ただ闇雲に振り回してるだけじゃないようだ。
具材を均等に切りそろえる技だ。前とは違う。 刻むしかないな…このキャベツをッ!)

カズマ「ところで、何を作るつもりだ?」

劉鳳「俺が言えば、お前は従うのか?」

カズマ「冗談っ!俺は『お好み焼きのカズマ』だ!それ以外の物を作るなんて出来ねぇ!」

劉鳳「なるほど。ちょうど俺もお好み焼きが食いたい所だった」

カズマ「反吐が出るぜ!…だが、乗った!作ってやるぜ…俺の……自慢の……お好み焼きィ!」

劉鳳「ちなみに今まで作ったことは?」

カズマ「無い。大体いつもかなみが作ってくれる!」

劉鳳「無謀だぞ……!?」

カズマ「出来る出来ないじゃねえ!やるんだよ!!」

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2:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:12:59.14 ID:0+vEXeDNO
劉鳳「お前『も』お好み焼きを作ったことが無いとはな……。だが面白い。貴様の話に乗ってやる!」

シェリス「やめて劉鳳!?作ったこともない料理を作るなんて、失敗するに決まってる!大人しく外食で済ませば……」

劉鳳「女は黙ってろォォオー!!!」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:14:56.90 ID:0+vEXeDNO
カズマ「シェルブリッドォォオー!!!!」

ギュルンギュルンギュルン…!

カズマ「よし、この背中でグワングワン回ってるやつに泡立て器を付けて一気に混ぜてやる!!」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:17:53.41 ID:0+vEXeDNO
劉鳳「チッ!どうすればいい!?」

ジグマール隊長「これではタネを混ぜるなど出来ないな!
ホイッパーも使えない!
お好み焼きも作れない!母に申し訳ないと思わんのか!?
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:19:46.05 ID:0+vEXeDNO
カズマ「やりゃあ出来るじゃねぇか」

劉鳳「フン。当然だ」

水守「でもこれでタネは完成しましたね!あとは具を入れて焼くだけ………二人とも、どうしました?」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:21:42.21 ID:0+vEXeDNO
水守「それで…、互いにボロボロになるまで戦って、それででた結論が『それぞれ自分の好きに焼けばいい』だなんて…呆れた」

カズマ「いいぜ、焼きあがったら俺のを一口くれてやる!認めさせてやる!
俺のほうが美味ぇってな!」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:23:21.98 ID:0+vEXeDNO
無常「おやおやぁ〜?どうしたんですぅ〜?ひっくり返さないのですかぁ?」

カズマ「そうしたいのは山々だが、今ひっくり返したら崩れちまう!それだけは!何が何でも防がなきゃならねえ!」

無常「貴方が下手なだけなのでは〜?では、手本をお見せしましょう。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2017/10/03(火) 16:24:50.02 ID:0+vEXeDNO
劉鳳「どうやら焼けたようだな?」

カズマ「悪ィな待たせちまって。そんじゃ、心置きなく俺のお好み焼きを…食らわせる!!」

劉鳳「いいだろう!完食してやる!!」
以下略 AAS



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