11:名無しNIPPER[sage]
2017/10/07(土) 04:25:54.24 ID:sC4fz4Dn0
気弱な為何にでも謝ってしまう恵にえりなは、研修のときのようにフォローを入れる。
えりな「あのですね」
恵「はいっ!」ビシッ
えりな「貴女には前にも言いましたけど、いつも堂々と胸を張りなさい。しっかりと実力のある、立派な料理人なんですから」
恵「あ、う、うん。ありがとう。」
えりな「それと謝って済むときと済まないときがあるのも覚えておきなさい」
恵「あっ、はい…」
えりな「そ、それで?」
恵「えっ?」
えりな「田所さん、さっき貴女はわたしに何かしてくれると言って下さいましたが…一体何をして下さるのかしら?///」
恵「そ、それは…///」
恵がえりなの質問に答えようとしたその時…
創真「田所ぉ!」ズドン
えりな「幸平くん!?」
恵「創真くん!?」
創真「…救世主登場ってとこか。ぷはは」
えりな「いや自分で言うものじゃないでしょ!」
恵「それに笑うところでもないような…」
創真「まあまあ、お前がやってきた事はわかんねーけど…何がしてぇかは何となくわかるからな、薙切ぃ」
えりな「くっ…」
えりなが一瞬怯んだ内に恵の部屋の鍵を解除し、逃げる準備をする創真。
創真「じゃあな薙切!一人で楽しくやってな!」ガチャリ
と発言した後、咄嗟に創真は恵の手を握り走り始めた。
創真「よし、今の内だ!行くぞ田所!」ガチャッ
恵「あっ…う、うん…。ごめんね薙切さん!」ダッ
そして創真と恵は嵐のようにえりなの元から過ぎ去り、二人は創真の部屋へ向かった。
創真「ふぅ、大丈夫だったか田所?」
恵「あ、うん…///」
見るからに元気がない恵を気遣い創真は心配する声をかけた。
創真「まっ、まあ薙切にあんな事されたんだし(見てない)そんなになるのも仕方ないよな」
恵「そっ、そうだね…」バッ
恵がそう言った瞬間恵は咄嗟に胸を腕で隠す
創真「ん?どうした、田所?」ジ-ッ
恵「じ、実は上の下着だけ取ったんだ…だから、その、あまり見ないで欲しいなって…///」
創真「あっ、そうなのか!?す、すまん」
創真は咄嗟に顔を外方へ向かす
恵「あっ、それとね、創真くんにお願いがあるんだ…///」
創真「な、何だよ?お願いって…///」ドキドキ
胸があまり大きくないとは言え下着を着けていない女子にお願いをされ、創真は自分でも周りに心臓の音が聞こえるんじゃないのかと思うくらいドキドキしていた。
創真(こっ、こういう時はあれだ…。今日覚えた料理の知識や昔叩き込まれた基礎を…)
恵「本当に申し訳ないんだけど…」ドキドキ
創真(って駄目だ!ドキドキして何も考えらんねぇ!)
創真「おうっ…///」ゴクリ
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