3:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:15:37.16 ID:pO2JNvhi0
第11章『旅の道中とレアモンスター』
砂漠的な何処か……
ガヴリール「あー、暑いなんでこんな所までしっかり再現してるんだよVRめ」
サターニャ「だらしないわねガヴリール、これくらいの暑さで弱音を吐くだなんて」
ガヴリール「そりゃお前は日光を遮断するアイテム『日焼け止め』を使ってるんだから大丈夫だろうけどこっちは本当に暑いんだよ」
サターニャ「仕方ないじゃない、これを使わないと吸血鬼の私はすぐに体力が無くなるんだから」
ガヴリール「ぬわぁー、耐えられんサターニャ!余ってるお前の『日焼け止め』を私によこせ!!」
サターニャ「ぎゃー、なにすんのよガヴリール!これは私たちみんなの全財産の半分のG(ゴールド)を使って買った高級品なのよ!?そんな理由で無駄使いなんて出来ないわよ!!」
ヴィーネ「そうよ、ガヴ 諦めなさい そんな風に暴れたりくっついたりした方が余計に暑くなるわよ」
ガヴリール「うぅ、じゃあヴィーネ、またそこら辺に氷か水の魔法を撃ってくれよ、それで涼むから……」
ヴィーネ「ごめん、もうMPが残ってないわ」
ラフィエル「先ほどから頻繁にヴィーネさんの魔法で涼んでいましたからねー、MPが自然回復するのに数十分は掛かると思いますよ」
ガヴリール「ちくしょう、こうなったら最終手段だ!回復薬をガブ飲みしてやる!!」
ストレージから回復薬を呼び出し、すぐさま瓶の蓋を抜き中味をゴクゴク飲み込むガヴリール
ガヴリール「ぷはぁー うめぇ、回復薬はいつでもキンキンに冷えてて最高だな!味も柑橘類のジュースみたいな感じで美味しいし」
ヴィーネ「もうガヴったら、貴重なアイテムをそんな風に使って……」
ガヴリール「別にいいだろ?回復薬は自分の物なんだし」
ヴィーネ「それはそうだけど、今は私のMPも無いんだから、それで敵に襲われた時は知らないわよ?」
ガヴリール「はい はい、わかりましたよっと」
ガヴリール「それにしてもこの回復薬うまいなぁもう一本飲もうか迷うな」
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