1:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:13:47.32 ID:pO2JNvhi0
このSSはガヴリールドロップアウトのキャラクター達がVRMMORPGの世界を楽しく旅する冒険ものです。
前作
ガヴリールドロップゲーマーズ
ガヴリールドロップゲーマーズ ACT.2
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:14:26.57 ID:pO2JNvhi0
前回までのあらすじ
ついに始まったVRMMORPG『ドロップクエストファンタジぃ・オンライン』でのゲームライフ。
なんだかんだでギルドホームも手に入れ仮想の異世界を満喫するガヴリール達一行。
3:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:15:37.16 ID:pO2JNvhi0
第11章『旅の道中とレアモンスター』
砂漠的な何処か……
4:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:17:02.43 ID:pO2JNvhi0
ラフィエル「ガヴちゃん美味しそうに飲みますね、私も一本だけいただいてみましょうか」
ヴィーネ「ちょ、ラフィエルまで」
ラフィエル「あらー、これは確かにキンキンに冷えていて美味しいですね」
5:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:18:25.11 ID:pO2JNvhi0
〜〜〜〜〜〜
サターニャ「そういえば私、昨日でレベルが9になったのよね」
ガヴリール「レベル9って……私より一つ上のレベルじゃないか」
6:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:19:11.75 ID:pO2JNvhi0
ヴィーネ「そうなの?」
ガヴリール「ああ、だってフルダイブ式のVRゲームは普通のネトゲと違ってボタンをポチポチするだけの楽なレベリングは出来ないし」
ガヴリール「なんならこっちは身体を動かして攻撃してる分、気を抜くと攻撃がハズレるは反撃を食らうはで散々な目に遭うからな」
7:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:20:24.68 ID:pO2JNvhi0
〜〜〜〜
ガヴリール「む、敵感知のスキルが反応してる近くにモンスターがいるぞ」
サターニャ「って言われても周りにそれっぽいものは見つからないけど……」
8:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:21:20.36 ID:pO2JNvhi0
ラフィエル「では、その見た目に釣られて近づいてきたプレイヤーに攻撃してくると言う事でしょうか?」
ガヴリール「いや、違うこいつは攻撃の類は一切しない、ただ可愛い容姿で庇護欲を煽る行動をとってプレイヤーを拐かすだけだ」
ガヴリール「で、こいつに近づいたら最後、その可愛さを愛でている間に、1分で体力の1%の吸収するドレインの魔法を自分の周囲に発動させるんだよ」
9:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:22:11.91 ID:pO2JNvhi0
ヴィーネ「え、ガヴ何してるの?弓を構えて……もしかしてこの子を」
ガヴリール「ああそうだ、だから退いてくれ」
サターニャ「ダメよ、こんなに可愛いんだからうちに連れて帰ってペットにするの!」
10:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:23:20.49 ID:pO2JNvhi0
12章『新たなる町、新たなる出会い』
水の都『レーカ』
11:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:24:06.37 ID:pO2JNvhi0
〜〜〜〜〜
ヴィーネ「とりあえずギルド結成クエストは明日受ける事にして、今日はこの町で装備やアイテムを整えましょう」
サターニャ「さんせー、なんか面白そうな店が沢山あるし見て回りたい!!」
12:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:25:09.11 ID:pO2JNvhi0
数十分後
ラフィエル「大体必要な物は揃いましたね」
ヴィーネ「それじゃあ自由行動開始!夕方になったら一度ここの宿に集合よ、勝手にログアウトしちゃダメだからね?」
13:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:26:34.19 ID:pO2JNvhi0
〜〜〜〜
サターニャ「♪♪♪〜」
サターニャ(大体見て回ったけどやっぱり見た事のない町は楽しいわね、次はどこに行こうかしら)
14:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:27:18.92 ID:pO2JNvhi0
数分後
サターニャ「なんだ、あんた私の知ってるガヴリールじゃなかったんだ」
白ガヴリール「まさか私と同じ名前で似た容姿のプレイヤーが他にもいただなんて、世の中すごい偶然もあるんですね」
15:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:28:15.59 ID:pO2JNvhi0
〜〜〜〜
白ガヴリール「ここがそのお店ですよ」
趣のある小さな食事処
16:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:29:21.83 ID:pO2JNvhi0
白ガヴリール「それで何のお話でしたっけ?サタニキアさん」
サターニャ「アンタと同じ名前で見た目のガヴリールの話ね」
サターニャ「でもあいつは貴方みたいに上品で良い性格してないわよ?悪魔より悪魔みたいなやつって言うか」
17:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:30:27.87 ID:pO2JNvhi0
サターニャ「うわっ、おっきい……」
白ガヴリール「ふふ、女の子がこんなにジャンクなものを食べるのは、はしたないですかね?」
サターニャ「そんな事ないと思うわよ、ただそれにしてもデカいというか…」
18:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:31:20.19 ID:pO2JNvhi0
時間も時間、それにガヴリールとの話のせいでイイ具合にお腹が空いていて……
サターニャ(でも囓り付きたいんだけど……ちょっと、熱そうなのよね)
肉の先をキッチンペーパーで厚めに巻いて持ち手を作っていると、その横にある小鉢とミルがあるのに今更ながら気が付いた。
19:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:32:02.40 ID:pO2JNvhi0
ふうふうと念入りに息を吹きかけて、熱さに怯えながらもそのまま太もも部分に囓り付く。
サターニャ「ふぁふぅい!!」
衣に触れた唇が焼かれたように、熱い!だが、歯は既に衣に達しそのカラッというよりはバリッという感触の、厚く硬い衣を砕いていた。
20:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:32:55.15 ID:pO2JNvhi0
サターニャ「ふ、ふごひぃ……」
口の中では柔らくみずみずしいとすら感じる肉と共に硬い衣が舞い踊り、硬さと柔らかさが入り交じり交差する。
これはしっかり衣を作ることで肉汁を逃がさず、がっつりと内側に閉じこめているんだ。
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