19:名無しNIPPER
2017/10/21(土) 19:06:40.96 ID:cePcSvwE0
少し離れた所にて
早苗「はぁ…はぁ…はぁ」
輝夜「貴女…こんなところで何してるのよ?」
早苗「それはこっちのセリフです!!なんでこっちの世界に永遠亭のお姫様がいるんですか!?」
輝夜「質問を質問で返すのはいただけないわね」
早苗「うっ…で、ですが!」
輝夜「まあ、色々あったのよ…昨日ねスキマ妖怪に送り込まれたのよ」
早苗「八雲紫に?」
輝夜「そうよ。んで?貴女はなんでここに?」
早苗「えっと…神奈子様と諏訪子様に現代世界に行って勉強してこいと言われまして…」
輝夜「へぇ…勉強ねぇ」
早苗「はい。一応一年はこの世界にいます。仕事も就きましたし」
輝夜「仕事?貴女仕事してるの?」
早苗「はい。」
輝夜「家は?」
早苗「仕事の先輩と一緒に寮生活です。そういう輝夜さんは?」
輝夜「私は鈴時のところでお世話になるわ」
ピシッ(早苗の表情にヒビが入り笑顔がひきつって)
早苗「へ、へぇ…や、夜神さんの元で……それに鈴時って呼び捨てかつ下の名前で」(後半小声でブツブツと呟いて)
輝夜「そうよ。それで今買い物してるのよ、下着とか服とかね」
早苗「あは…あはは…そ、そうだったんですかー…あ、そろそろ行きますね…あと、私が幻想郷から来たとは言わないでくださいね?それでは…」ゆらゆらと揺れながら去っていき
輝夜「ええ…(どうしたのかしら?まぁ、いいか戻ろうっと )」
鈴時の元へ
輝夜「おまた、鈴時」
鈴時「せを抜くなつけなさい」
輝夜「おませ?」
鈴時「なんでたを抜いた!?意味が違ってくるだろ!」
輝夜「はいはい」
鈴時「…はぁ、そんなことより蓬莱山、お前…早苗ちゃんと知り合いだったのか?」
輝夜「知り合いとまでは言えないけど…顔見知りってとこかしら?」
鈴時「へぇ…ん?でも…そうなってくると…おかしくないか?」
輝夜「それも、そうね…でも深く詮索しないでちょうだい」
鈴時「あ…ああ」
輝夜「それじゃあ、次お願いね」
鈴時「了解」
第二話 完
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