5:名無しNIPPER
2017/10/20(金) 08:02:19.89 ID:7JIyQ1V/0
第一話 輝夜と現代世界
輝夜「う…うーん…ここは…?」
目を覚ますと知らない天井が目に映った。私は一体どうしたのだろう?スキマに入ってからの記憶がない、しかも頭も痛い。体は重いし気だるさが半端ない。あれもこれも全部あのスキマ妖怪のせいだ。帰ったら血祭りにしてやる。
輝夜「…あら?何かしら?」
私は机の上に何か書かれた紙を見つけた。おまけに3000円と鍵も置かれていた。内容はこう書かれていた
『用事で出る。少ないがお金と鍵を置いておく。好きに使ってくれ、家を出たら鍵はポストにでも入れておいてくれ。PS 勝手に家に運んで悪かった。気を失っている貴女を放っておくわけにはいかなかった。すまない。鈴時』
輝夜「ふぅん…」
私は自分の体を確認した。別に乱暴された形跡はない。服も乱れていない。この手紙の主は本当に私を運んだだけのようだ。少し安心した。
輝夜「家を出ると言ってもねぇ…待ってようかしら?まだ気分も優れないし…」
部屋を見渡す。綺麗に片付けてある。男性にしてはしっかりしてるみたい。テレビにゲーム機、ベッドに机…それとクローゼット。ある程度のものはわかる。ただ一つを除いて
輝夜「この…箱は何かしら?液晶に図柄が3つ…レバーにスイッチのようなものが3つ…見たことないわ」
私から見てそれは異様だった。パソコンでもテレビでもない。でもアニメのキャラが描かれているあたりゲーム機なのかもしれない。触りたいけどやめておこう。下手に触れて壊してしまったら迷惑をかけてしまう。私はもう一度辺りを見渡し横になり眠りにつくことにした。
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