29:名無しNIPPER[saga]
2017/11/16(木) 20:37:17.00 ID:/iEd3DI70
モブ下「ここです…」
ジャン「おう。よいしょっ…と。花出すぞ…って、お前これ!!」
モブ下「ひぃ!?」
ジャン「先がちゃんと切れてねえじゃねぇか!!なぁ、カッター持ってるか?」
モブ下「あ、あの、教室の備え付けの奴なら…」
ジャン「悪い、持ってきてくれ。」
モブ下「は、はい…」
ジャン「よし…これで、こうして、と」
モブ下「……ど、どうしてわざわざ水を貯めて、水の中でやるんですか…?手、冷たくないですか…?」
ジャン「あ?…水揚げの基本だろ、水の中で切れ味のいい刃物でスパッと斜めに切る。水の中じゃねぇと茎の中に空気が入るし、切り口もすぐに状態が悪くなる…っと、これで全部だな。花瓶の中に新しく水は入れたか?」
モブ下「は、はい!」チャプン
ジャン「オイ…多すぎんだろ、もっと浅くていいんだよ。…やったことねえのか?」
モブ下「い、いえ…その、すみませ…」シュン
ジャン「い、いや…その、悪かった。水は大体ここくらいまで捨ててくれ。」
モブ下「はい…」ジャバァ
ジャン「よし…これで完璧だ。…お、おい、あんま落ち込むなよ…なんか俺が悪いことした見てぇじゃねえか…」ハンカチフキフキ
モブ下「……」
ジャン「…あー…その、悪かったって。ありがとな、(カッターの場所とかわからねぇから)すげえ助かった。」頭ポンポン
モブ下「…?!?」
ジャン「黒板けしに行こうぜ。時間、そんなにねえだろ?」
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