ジャン「もしかして俺、入れ替わってる!?」
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41:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 00:54:53.94 ID:cRafMz8l0


まるこ(じゃんは、本当に模範的ないい子だった……と、思う。あのころからちょっと、口は悪かったけど…)


まるこ(中学生になって半ば……僕たちに、大きな変化があった。らいなーとべるとるとは、親に大学を決められて…遊ぶ暇なんてないと、強く言われたらしい。僕も、政治家になりやすいような頭のいい大学をいくつか挙げられて、そこに行くことを強制された。)



まるこ(それを、じゃんに伝えたら…あいつは、笑いながら、すごいな!って……)


まるこ(そして、あの事件だ……あの事件から、僕らの関係性は、大きく崩れた。)


まるこ(あれは、高校にはいってすぐの事だ…校舎裏で、知らない生徒がいじめられてて……)






じゃん「何してんだオメーら」

不良「あ?なんだオメーら」

らいなー「複数で弱い者いじめか?感心しないな」

不良「うるせぇなぁ、じゃあお前がやるか?サンドバッグ。」

べるとると「…らいなーは、強いよ。」

じゃん「力の差も見てわからねぇのかよ…」

まるこ「うわ、いじめられてるの中等部の子だよ…ほら、もう行っていいから。」

不良「おいおい何勝手に獲物逃してくれてんだ!」


まるこ(お決まりみたいなやり取りをして、僕らは不良グループ六人と喧嘩した…)


まるこ(その時はもう、じゃんもだいぶ強くて…戦力だった。)

まるこ(決着は、僕らの勝ちでついた。動けなくなった不良生徒のうち、一人は殴り飛ばされたときにやってしまったのか、骨が折れてた。)

まるこ(投げたのはらいなーだった。らいなーは、人の骨を折ったということに焦ってた。)

まるこ(そして、じゃんがいきなり僕らを殴った。理由は、僕らにはすぐわかった。)


まるこ(先生が駆け付けた時、立っていたのはじゃんだけだった。)



じゃん「俺がやりました。」


まるこ(じゃんは、1週間の停学処分を受けた。骨の折れた子は自主退学をした。それから、寮の室内でじゃんは謝り倒すらいなーと、僕たちに言った。)



じゃん「今後お前らに降りかかる喧嘩とか、全部俺が相手する。お前ら良い学校行くんだろ。じゃあ、喧嘩なんてすんなよ。絶対だ。何があっても、手出すな。絶対俺を呼べ。」

らいなー「で、でも、それじゃお前の進路は…」


じゃん「昔助けてもらった恩返しだ、それに…俺は別に馬鹿大学に行ってもかまわねえし、何なら高卒で働いたっていいんだよ。」


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