短編を幾つか書きたいがキャッチーなスレタイが思いつかない
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36:名無しNIPPER[saga]
2017/11/30(木) 00:29:34.90 ID:TKy05yeMO


「まあ、ここで終わるのはある意味幸せだろ。いくらでも色んな進路があるしな」


僕はへらへらと笑ってみた。
心が渇いていくのを感じて失敗したと思った。


他のメンバーもつられて苦笑した。


「飯でも食いに行くか? 奢るぜ?」


「マジか。やった」


彼の好意に甘えることにした。
着替えた後、他のメンバーも加えて、よく行く近くのファミレスで食事した。


気の合う同期たちと談笑しながら食事をするのは楽しく、それが今日で終わりかと思うと寂しく感じた。


「やっぱり辞めちゃうか。でも、これからも会おうぜ」


彼はどこまでも気の良い人間だし社交的だ。
おそらく二度と会うことはないだろうと思いつつも、僕は笑って応えた。


上手く笑えていたかははっきりしなかった。



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