2: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 03:55:35.29 ID:crkVqtSl0
 ※ CAUTION ※ 
  
 このSSは 
  
 ・アイドルとPの恋愛 
3: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 03:56:53.36 ID:crkVqtSl0
 るーみん:[画像] 
  
 るーみん:美優さんお手製 トマトとハラペーニョたっぷりのワカモレ。\3,980- 
  
 しゅがは:高いな☆買った! 
4: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 03:58:33.70 ID:crkVqtSl0
 瞳子「流石志乃さんね、良く合う」 
  
 留美「ええ。ワカモレも美味しくて手が止まらないわ。腕を上げたわね、美優さん」 
  
 美優「そんな、レシピ通りに作っただけですから」 
5: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:00:34.15 ID:crkVqtSl0
 美優(先を知っている手前、どちらの味方も出来ないし……どうしたらいいのかしら) 
  
 美優「戻りました」 
  
 留美「おかえりなさい」 
6: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:02:32.41 ID:crkVqtSl0
 瞳子「私が思うに、初恋ってきっとロジックじゃないのよ。もっと淡く刹那く、甘酸っぱい青春の幻想。例えば下駄箱への差出人の無いラヴレターとか、約束もなくひたすらに待ち続ける帰り道とか」 
  
 留美「どうしてこういう話になると瞳子さんはすぐに失恋の方向へ持っていくのかしら?」 
  
 瞳子「初恋は実らないものよ、そうして人は自分を知るんだから。留美さんも経験有るでしょう?」 
7: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:04:46.90 ID:crkVqtSl0
 ◇ 
  
  親の都合で引っ越しの多かった私は、内向的な性格も相まって友達と呼べる人が多くありませんでした。 
  
  それが異性になると殊更で、クラスメイトの中でさえ、言葉を交わしたことのある男の子はほとんどいませんでした。 
8: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:06:20.90 ID:crkVqtSl0
 留美「それで、件の彼の名前は?」 
  
 美優「それが……その……すみません」 
  
 留美「覚えてないの? 初恋の相手なのに?」 
9: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:23:09.04 ID:crkVqtSl0
 ◇ 数週間後 三船美優宅 ◇ 
  
  
 留美「写真、有ったんでしょ?」 
  
10: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:24:23.72 ID:crkVqtSl0
 留美「この子は多少雰囲気あるけど、どう考えても違うわよね」 
  
 美優「……はい。本当に単なる偶然だと思います」 
  
 瞳子「……じゃあ、この中の誰が同姓同名くんなのかしらね」 
11: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:26:32.42 ID:crkVqtSl0
 ◇ 数日後 居酒屋“雷電” ◇ 
  
  
 P「こうして四人で呑むのも久しぶりですね」 
  
12: ◆TZ9gOMQ.mU[saga]
2017/11/29(水) 04:29:12.37 ID:crkVqtSl0
 P「……間違いありません。これは俺が出した物です」 
  
 留美「ほら!」 
  
 瞳子「凄い偶然、いえ、ここまでくると運命というべきかしら?」 
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