14: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/12/16(土) 17:49:20.25 ID:KI9Jud3m0
シンジ「でも……」
アスカ「加えて、利用価値があるってことかしらねぇ。弱みとしていかんなく効力を発揮できるわけだし」
シンジ「僕をパシリみたいに使うのに?」
アスカ「エヴァはあたしがいればいいんだし、あんたはただのおまけみたいなもんでしょ? サポート役として理に適ってるじゃない」
ミサト「いい加減なさい!」バンッ
シンジ&アスカ「……」
ミサト「あなた達はチームです! 上も下もないわ! 成績の優劣はあるけど、実戦運用の際は各個人に重要なポジションを割り当てます!」
アスカ「二日酔いの八つ当たり」
ミサト「アスカ」ギロ
アスカ「ふん。そのセリフ、作戦らしい作戦を用意してから吐いてよね」
ミサト「……はぁ。シンジくんも。アスカに押されっぱなしじゃだめよ。男の子でしょ」
シンジ「僕は、言い返そうと」
ミサト「押しが弱いのよ。理不尽な言い分なんて世の中たくさんあるんだから。間違ってないと思うのならもっとハキハキ主張しなさい」
シンジ「……」
アスカ「……朝ごはんどーすんの?」
ミサト「まったく。あんた達が朝っぱらからしょうもないやりとりしてるからでしょ。本日は罰として朝食抜きです」
アスカ「昼までなしぃ⁉︎」
ミサト「ご飯楽しみにしてるってことは、シンジくんの手作り楽しみにしてるって話になるけど?」
アスカ「あ、あたしは別にっ! シンジの料理じゃなくても!」
ミサト「ならコンビニで済ませても問題ないわね。それで手を打つわ」
アスカ「くっ」
シンジ「あ……」
ミサト「いい? シンジくん。駆け引きにはこういうやり方もあるって、覚えておいた方が今後の為になるわよ」
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