シンジ「具現化能力?」
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17: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/12/18(月) 19:51:34.95 ID:o1tgBacU0
【第壱中学校 屋上】

シンジ「父さんは、どうして僕を選んだんだろう」

マリ「なんでだろうねぇ〜?」

シンジ「……え?」

マリ「お堅い挨拶はなしなし。自己紹介は省いちゃって問題ないよね? ネルフのワンコくん♪」

シンジ「え? あの、誰……」

マリ「へっくしょん! Ah,excuse me. ここ吹きさらしだから冷えるねー」

シンジ「はぁ」

マリ「ちょっとまっててねー、よっこいっせっと」ゴソゴソ

シンジ「……?」

マリ「これをこうしてー、おっ、あったあった。じゃじゃーん! どうこれ? 白衣!」

シンジ「制服? の上から着るの?」

マリ「あり? ミスマッチだったかにゃ? まぁ、細かい点は気にしないのー」

シンジ「(結局、誰なんだろう)」

マリ「それで、どう? 薬の効果の程は?」

シンジ「知ってるの?」

マリ「もちのろん。それを聞きに来たんだから。なにか試してみた?」

シンジ「ネルフの関係者……まだ、特になにも」

マリ「まぁじぃ? 試してないの? もったいな!」

シンジ「も、もったいないって」

マリ「えー? だってさー、それができればあんなことやこんなことが好きなようにできるかもしれないんだよー?」

シンジ「……でも」

マリ「そっか、ワンコくんてもしかして、ムッツリ?」

シンジ「な、なんでっ⁉︎」

マリ「健全な青少年らしからぬ反応だしにゃー。私が男だったら気になるあの子に使うけど」

シンジ「そんなの、悪いことだよ」

マリ「どうして?」

シンジ「だって、操ってるのと同じじゃないの」

マリ「それで手に入るんだよ〜? もし、ほかの奴にさらわれちゃったら納得するの?」

シンジ「なんの話だよ。僕にはそんな子いないし」

マリ「ふーん、そうなんだ。じゃあさ、私で試してみない?」

シンジ「え、えぇっ⁉︎ 試すってなにを⁉︎」

マリ「イメージを相手に重ねる。色恋じゃなくてもいいよ、実現可能か確認したいだけ」


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