18: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/12/18(月) 20:07:19.56 ID:o1tgBacU0
シンジ「父さんに、言われて来たの?」
マリ「ぷっ、ゲンドウくんに? うーん、いっか。それで。そうそう」
シンジ「それなら、話してもいいかもしれない」
マリ「うん?」
シンジ「この薬は実現してるよ」
マリ「……それ、本気で言ってる?」
シンジ「うん。意図せず、試したみたいになってしまって、リツコさんが“にゃ”を織り交ぜて話するようになった」
マリ「……? 元々そうでしょ?」
シンジ「だから、それがこの薬の効果なんだ。本人だけじゃなく周りにも影響するんだと思う」
マリ「ほっほーう。にゃーるほど」
シンジ「父さんに伝えてよ。薬ならもうやる必要がないって」
マリ「試したのは赤木リツコだけ?」
シンジ「そうだけど」
マリ「もっとサンプルがほしいと言ってたよ! ゲンドウくん!」
シンジ「ゲ、ゲンドウくんって……それに、さっきまでそんなこと一言も」
マリ「うるさいなぁー。男がぐちぐち言わないのー」
シンジ「なんなんだよ、この人」
マリ「とりあえず、変わったと認識できないかどうかの検証からスタートさせよっか♪」
シンジ「え? 本当にするの?」
マリ「しょーゆこと♪ 軽くでいいからさ。私に……そうだねぇ、敬語で話するようなイメージ重ねてみてくれない?」
シンジ「やめようよ、こんなの」
マリ「実験なのー。やってくれなきゃ暴れる。ワンコくんの金玉蹴りあげる。100回」
シンジ「……なんで僕に」
マリ「まぁまぁ。本人がいいって言ってるんだから」
シンジ「どうなっても知らないからね」
マリ「おっけーおっけー♪ さ、どーぞ」
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