3: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/12/11(月) 22:47:56.33 ID:ifvcBVkl0
【30分後】
シンジ「あの、なにも起こらないみたいです」
ミサト「って言ってますけど?」
リツコ「シンジくん、今なにを考えてる?」
シンジ「え? その、お腹すいてきたなと……」
リツコ「ミサトに対してなにか妄想してみてくれない?」
ミサト「ぬぁっ⁉︎ ちょっと! なんであたしに対してなのよ!」
リツコ「この場には三人しかいないじゃないの。私は観測が必要だし、それに、暇でしょ」
ミサト「人を勝手に使うなって言ってんのよ!」
リツコ「シンジくん、かまわないからやってみて」
シンジ「いきなり、ミサトさんに妄想しろって言われても。なにをすればいいんですか?」
リツコ「なんでもかまわないわ。例えば語尾に『にゃ』をつけるとか」
ミサト「あたしもうすぐ三十路なんですけどぉ⁉︎ 今さらそんなのつけられたらただの痛い大人じゃないの! まったく!」
リツコ「あら、おばさんに近づいてるって自覚あったのね」
ミサト「へいへい。あんただって同い年でしょーが」
シンジ「(ミサトさんが語尾に猫みたいな言葉をつけてる姿を妄想すればいいのかな。……なんで猫なんだろう)」
リツコ「……どう?」
シンジ「今、やりはじめたところです」ジー
ミサト「おやおや。シンジくんから凝視されるのは珍しいかも」
シンジ「茶化さないでくださいよ。ただでさえイメージするの沸いてないんですから」
ミサト「悪かったわね! かわいいイメージじゃなくて!」
リツコ「集中させておあげなさいな」
シンジ「(リツコさんってもしかして、猫が好きなのかな? 猫好きなリツコさんか……)」
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