イヴ・サンタクロース「高峯のあの事件簿・プレゼント/フォー/ユー」
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24: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2017/12/12(火) 21:05:36.99 ID:8PMV4OlW0


大型ショッピングモール・2階・和風カフェ

雪乃「本当に冷えてきましたわね……」

ほたる「……」

雪乃「白菊さん、大丈夫ですか?」

ほたる「え……あ、はい……」

雪乃「あの人達、何をしてるのでしょうか……」

ほたる「わかりません……ごめんなさい」

雪乃「謝らないでくださいな。暗い気持ちになると更に辛いですわ」

ほたる「……でも」

プルルルル……

雪乃「わっ、こんな時に電話ですわ……」

ほたる「トナカイさん、こっちを見てないみたいです」

雪乃「菜々さんですわ……少しだけなら、もしもし」

菜々『マスター、ご無事ですか!?』

雪乃「菜々さん、無事ですわ。少し寒いですけれど」

菜々『良かったぁ……』

雪乃「犯人に気が付かれると困るので、切りますわ」

のあ『切らないでいいわ。マイクにしてちょうだい』

雪乃「のあさん、一緒にいらっしゃいますの?マイクにしましたわ」

真奈美『聞こえてるぞ。クリスマスキャロルが流れてるのか?』

雪乃「はい。あの、何をするのでしょう?」

のあ『犯人と立てこもりの状況について教えて欲しいの』

雪乃「まぁ……探偵みたいですわ」

のあ『可能な限りでいいわ。お願いできるかしら』

雪乃「わかりましたわ……私もこのまま待ち続けるのは不安ですの」

菜々『え、ヘレンさん、あ、はい。私が言うんですね。マスター、隣に誰かにいますか』

雪乃「白菊ほたるさんという中学生がいらっしゃいますわ」

のあ『彼女と現在の状況を話してちょうだい。黙って聞いてるわ』

雪乃「わかりましたわ。ほたるさん、お話しましょう」

ほたる「はい……聞こえてます」



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