21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/14(木) 22:52:15.23 ID:bHIAf+4c0
それから後、彼女たちがここに戻ってくることはなかった。
まるで不思議な魔法がかけられたかのように、アトリエにはなんだか常と相容れぬ落ち着かない空気と、僕の身体が取り残された。
もしかするとあの奇妙な表情は、僕との別れのしるしだったのかもしれない。
そう、あれは何かと別れる者の顔だった。
強くて凛々しい彼女たちは、きっとそれまであんな表情をしたことがなかったのだろう。
44Res/16.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20