34:名無しNIPPER[saga]
2017/12/16(土) 12:49:43.58 ID:nZJI/gt30
  
  
 真姫「それで、今度はそこのモデルさんにお熱なわけね」 
  
 ことり「最高の鞠莉ちゃんにするって約束したんだ」 
  
 真姫「……そう」 
  
 目を見張った真姫さんは、興味深そうに私の顔をじろじろ眺めている。 
  
  
 真姫「ことりがそこまで言うの、珍しいわね」 
  
 鞠莉「そうなの?」 
  
 ことり「あー、うーん……なんだか放っておけなくて……ほら……」 
  
 真姫「留学生だから?」 
  
 ことり「……えーっとね、たぶん」 
  
 鞠莉「ンー?」 
  
 呑み込めずにいると、ことりさんはポリポリと頬を掻いた。 
  
  
 ことり「ことりにもね、留学の話があったんだ。結局行かなかったんだけどね」 
  
 真姫「もう、そんな単純な話じゃなかったでしょ」 
  
 ことり「あはは、ご、ごめんねー……」 
  
 真姫「別に怒ってるわけじゃないけど」 
  
  
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