高嶋友奈「結城ちゃんは勇者である」
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86:名無しNIPPER[saga]
2018/01/05(金) 22:44:13.57 ID:BSpRr3gRo

風「ええと……今の言葉って普通に冗談よね?」

千景「煉獄に落ちてしまえば良いと本気で思っているわ」

風「そっちじゃないわよ! って、それはそれでやめてー!」

千景「……あなたね、私が冗談で未来から来たと申告するとでも思っているの?」

風「いや、まぁそれはそうなんだけどね。いくらなんでも信じられないっていうか……」

千景「……近いうちに樹さんの担任にあなたは一つ相談、と言うよりは報告を受けることになると思うわ」

風「……もしかして、予知ってやつなの?」

千景「万能ではないけれど、限定的になら未来を言い当てることが私には出来るのよ」

風「……ちょっと待って。 もしそれが本当だとしたら、樹が何か悪いことをするってことなの? いやいや! あの子はそんな子じゃないわよ!」

千景「そう言った類の話ではないわ。あなたにも樹さんにも非のないことが原因よ」

風「よく分からないけど……それなら、良いのかしら……?」

千景「未来から来たことの真偽に関してはそれから判断してもらって構わないわ」

風「……ええとさ、もしかしてだけど、要はアタシが困った時、相談に乗ってくれるって話をしてくれているのよね?」

千景「解釈はあなたに任せるわ。私が伝えたかったことは以上よ。さっさと帰りなさい」

風「いや、同じ教室でしょ!? ……でも、千景が未来から来たって言われると──」ソウイエバ…

風「ううん、ごめん、やっぱり保留で。その樹の担任からの話があった時にもう一度考えてみるわ」

千景「それで良いと言っているでしょう? あと、当然の話だけれど、他言無用よ」

風「誰も信じないでしょ、こんな話……。いや、銀なら信じるか。あの子、変に男子っぽいノリな時あるし──って、無言で一人立ち去らないでよ!」

千景「ごめんなさい、そろそろホームルームが始まるから自分の教室まで戻らないといけないの」

風「だから、同じ教室でしょう!?」

千景(……さて、これが現状の私に出来る精一杯ね。──こう言うことで良いのよね、結城さん?)






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