芳乃「この事務所には不思議な力が多すぎでしてー」
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10: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2018/01/02(火) 22:33:55.37 ID:a6jkNXm20
芳乃「同じように、茄子殿の力は朋殿にー」
芳乃「朋殿の力は歌鈴殿にー」
芳乃「そしてほたる殿の力は茄子殿にー」
芳乃「といった風に、そなたらの力は別のものへと渡ったのでしてー」
朋「なるほどねぇ……」
朋「……ってことは今の私は幸運で」
茄子「今の私は不運なんですねー」
芳乃「うむ……そなたらのおみくじの結果がそれを教えてくれましてー」
芳乃「……まったくー」
芳乃「別の人に渡せば力は消えたも同じ……とは、なんて適当なことをばば様はー」
芳乃「酔っていたとはいえー、今度帰る時には灸をすえねばー」
芳乃「……っと、愚痴は後にしましょー」
芳乃「今はとりあえず元に戻さねばー……そなたらー、もう一度座ってくださいませー」
茄子「嫌です♪」
芳乃「……は?」
茄子「うふふっ、せっかくこんな面白い体質になったんですよ、堪能しなくちゃ♪」
茄子「大丈夫です、夕飯までには帰って来ますから♪」
芳乃「いや、そういう問題でなく――」
茄子「――アデュー♪」ダッ
芳乃「あっ!」
芳乃「こらー! 待つのでしてー!」
ほたる「そうですよ、茄子さん! もしそれが私と同じなら……ぷぎゅっ!」
芳乃「わっ! ほたる殿、大丈夫でして?」
ほたる「だ、大丈夫です……それより茄子さんを……ぷぎゅっ!」
ほたる「……こんなのでどうやって歌鈴さんは歩いてたんですか……」
歌鈴「わ、私はさすがにそこまでひどくはなかったはずだけど……」
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