結城友奈「これは勇者たちの物語」
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1:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:10:48.62 ID:QHT5/WDn0
すみません、前スレで終了の予定でしたが唐突に最終話を投下していきます
(需要がないのは理解しているのですが、何となく最後まで書きたくなってしまいまして……)

高嶋友奈の章・第一話「出会い」:郡千景「結城友奈は勇者である」
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高嶋友奈の章・第二話「心の平安」:高嶋友奈「結城ちゃんは勇者である」(前スレ)
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高嶋友奈の章・第三話「純潔」:結城友奈「これは勇者たちの物語」(このスレ)



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2:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:13:46.49 ID:QHT5/WDno

*大赦本部前

高嶋友奈「風先輩を止められるならこれくらい! だって私は勇者だから」

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:18:21.76 ID:QHT5/WDno

友奈(泣き続ける風先輩を樹ちゃんがなぐさめ続けている。風先輩の優しさが起こしてしまった出来事だから悲しい光景だけど、それでも確かに、あたたかい時間はそこにあって──)

友奈(突然、目の前に私たちのスマホが現れた。緊急速報のような不快な異音が鳴り響く。見ると、この場に居る全員、夏凜ちゃんと銀ちゃんのスマホも同じ状態だった)

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:36:56.03 ID:QHT5/WDno

友奈「ぐんちゃん、何を言って──」

シュタッ

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:41:03.55 ID:QHT5/WDno

美森「……千景ちゃん、あなたに貰った言葉通り私は私の信じる道を進むわ」

千景「ええ。私もあなたのその選択を否定しないわ」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 22:51:49.14 ID:QHT5/WDno

美森「……分かってもらえたと思います。世界は滅んでいるに等しく、偽りの小さな世界を守るためだけに私たちは戦い……これからも散華を繰り返していく。そんな救いのない物語の真っ只中に私たちは居るんです!」

友奈(もしかしたら私は、今の東郷さんに返せる言葉を持っていたのかもしれない。だけど、本来なら知るはずのない未来を知っているからこそ言える言葉であって、あまりにも無責任と卑怯が過ぎているように思った)

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:28:00.10 ID:QHT5/WDno

千景「世界の真相は分かったのだから、ひとまず壁の中に戻りましょう。あまりにもバーテックスだらけで生きた心地がしないわ」

美森「……そうね」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:28:55.67 ID:QHT5/WDno

千景「──さて」

友奈(私が心を決めたのと同じ頃、不思議と通るぐんちゃんの一声が皆の視線の集めていた)

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2018/01/12(金) 23:30:41.76 ID:QHT5/WDno

風「……ごめん、千景。アタシはあんたの言っていることを半分くらいしか理解できていないと思うけどさ、一つだけ聞いても良い? さっきから"あなたたち"って、何で千景だけ他人事みたいになっているの? 千景は間違いなく勇者部の部員で、私たちの友達でしょう?」

銀「あー、その、すみません……。実はアタシも千景さん側になってしまうで、それに関してはアタシも一緒なんですよ。……でも、アタシも千景さんも風先輩の言っていることはちゃんと理解しているんで、今は信じてもらえるとその、助かります」

以下略 AAS



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