凛「ある日森の中で熊さんに出会ってしまったにゃ」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:05:27.35 ID:9t9di5dZ0
ことり「花陽ちゃん!!」
にこ「させないわよ!!」

ことり「にこちゃん!?なにを!?」
にこ「花陽から離れろ!!」

にこちゃんは備え付けの消火器を取り出してピンを引き抜いて消火剤を熊目がけて噴射した
消火剤は熊の顔に命中し、目と鼻に消火剤が直撃したことで熊は苦悶の叫びを上げて手をめちゃくちゃに振り回した

にこ「ことり!花陽!今のうちよ!!逃げるわよ!!」

にこちゃんが尻餅をついていた花陽ちゃんを掴みあげ、もう片方の手でことりの手を掴んで駆け出します
熊がにこちゃんに襲い掛かろうとしますがにこちゃんは残りの消火剤を再び熊目がけて噴射します

再び消火剤が直撃したことで熊は床を転げまわり、床に穴が空いた
冷蔵庫がバターン!というすさまじい音を立てて倒れる

にこ「早く!!にげなくちゃ!!花陽!?」
花陽「ご・・ごめん・・腰が抜けちゃって動けないよ・・」

にこ「なに言ってるの!!逃げなくちゃ殺されるわよ!?」

花陽「花陽を置いて2人は逃げて!!」
ことり「そ・・そんなことできないよ花陽ちゃん!!」

にこ「くっ!ことり!花陽をおんぶして先に逃げなさい!!消火器はもう1本あるからそれで私があんたたちが逃げるくらいの時間は稼ぐわ!!
ことり「にこちゃん!?何言ってるの!?」

にこ「早く行けって言っているのよ!!先輩命令よ!!」
ことり「できるわけないよそんなの!!」

にこ「グズグズしてたら全員殺されるわよ!!早く露天風呂に行って穂乃果たちにこのことを伝えるのよ!!そして外から助けを呼んできて!!」

ことり「にこちゃん!!」
にこ「行け!!行けっていったらいけ!!!早く行け!!!早く早く早く走れえええええええええ!!!!!」

にこちゃんは憤怒の表情でことりを睨みつけてその口から怒鳴り声を上げました



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