凛「ある日森の中で熊さんに出会ってしまったにゃ」
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20:名無しNIPPER
2018/01/21(日) 01:09:51.42 ID:9t9di5dZ0
ことり「た・・助かった・・」
ことりは命拾いし腰が抜けてその場にへなへなと崩れ落ちてしまいました
穂乃果「ことりちゃん!!大丈夫!?」
ことり「わ・・私は大丈夫・・それより・・」
花陽「にこちゃん!!しっかりして!!にこちゃん!!」
花陽ちゃんが血を流して動かないにこちゃんに覆いかぶさって泣きわめいていました
穂乃果「にこちゃん!!にこちゃんはどうして倒れているの!?」
花陽「花陽を守るために・・にこちゃんは・・にこちゃんは!!」
真姫「にこちゃん!!しっかりして!!にこちゃん!!」
真姫ちゃんは花陽ちゃんを押しのけてにこちゃんの心臓に耳をあてました
真姫「生きてる・・大丈夫!!にこちゃんは生きているわ!!」
絵里「にこ・・どうしてこんな・・」
希「とりあえず、にこっちを手当しよう・・出血はひどいけれど・・見た感じでは命に関わる傷は負っていなさそうやし・・」
穂乃果「あの熊はいったいなんなの?凛ちゃんさっき山で見た熊だっていっていたけれど・・あれがそうなの?」
凛「そ・・そうだよ・・額に傷を負っていた熊・・間違いないよ!!」
絵里「話は後よ・・にこを部屋まで運ぶわよ 真姫、救護箱を持ってきて」
真姫「わかったわ!!」
全員集合した凛達は2階の大きな部屋に集まり、にこちゃんをベッドの上に寝させて緊急会議を開いた
ことり「危機一髪だったよ・・穂乃果ちゃんがあの時来てくれなかったら私達3人はあのまま熊に・・」
ことりちゃんが目に涙を浮かべながらにこちゃんの顔を覗き込む
海未ちゃん・希ちゃん・凛ちゃんは真っ青な顔でにこちゃんの顔を見守っていた
海未「にこの・・具合はどうなのです?」
真姫「熊の突進を体に受けたことで弾き飛ばされたことによる打撲、頭部を壁に強打した際にできた頭部裂傷、および出血、昏倒して意識がないけれどもしばらくすれば目覚めると思う・・命に別状はないわ・・ただ何かあったら怖いから後で大きな病院でレントゲンとCTやMRIをやっておいたほうがいいと思う・・」
花陽「にこちゃん死なないんだよね!?」
真姫「ええ・・死ぬことはないと思うわ・・そのうち目覚めるわよ・・」
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