凛「ある日森の中で熊さんに出会ってしまったにゃ」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:11:46.40 ID:9t9di5dZ0
花陽「よかった・・よかったよお・・にこちゃん死んじゃったと思ったから・・」
かよちんは目に涙をためて顔を両手で覆いその場に崩れ落ちた
ことり「よかった・・本当によかった・・」
あの場に居合わせてしまった、かよちんとことりちゃんが二人で抱き合いながらにこちゃんの無事を喜んでいた
絵里「それで・・これからどうする?もう夕方だけど・・」
ことり「そ・・そんなの決まっているよ!!早く助けを呼ばないと!!」
真姫「無理よ・・さっきの熊の襲撃で電話を壊されてしまったわ・・ここは山の中の別荘だから携帯も圏外だし、近くには人も住んでいないわ」
凛「と・・とにかく人のいるところまでいって助けを呼んで・・」
絵里「街まで降りましょう!!来るときバスで来たじゃない!!バス停まで行けば!!」
真姫「バスは一日一本しかないわ、お昼ごろに来るのが一本だけ・・明日のお昼までバスはこないわ」
凛「人は住んでいないの!?民家とかあるでしょ!?」
真姫「誰もいないわ・・だれもいない場所だからパパはここの別荘を買ったのよ、人里離れた場所で気晴らしできるようにって」
ことり「じゃ・・じゃあ!!」
真姫「明日のバスが来るまでここで籠城するしかないわね・・さっきの熊の襲撃で冷蔵庫を壊されちゃって食料はあまり残ってないけれど、明日までだったら持つわ」
穂乃果「車道を歩いていくのはだめかな?町まで歩いていけない?」
真姫「無理ね・・駅からここまでバスで一時間くらい走ったでしょ?ここは相当町から距離があるのよ」
絵里「歩いていくのは無理・・か・・」
凛「この別荘に乗り物はないの!?キャンピングカーとか」
真姫「ないわ・・パパが来るときはたまに車を使うこともあるけれど、女子高生しかいないんだから車はないわよ、それに誰が運転するのよ・・まだ免許持っている人いないでしょ・・」
花陽「じゃ・・じゃあ・・」
絵里「状況を整理すると熊が私たちを狙っている中で生き残るしかないわね・・」
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