【モバマス】琥珀色のモラトリアム
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/03(土) 00:31:51.95 ID:vBuyWfgt0
気付いていた。気付かない振りをしていた。
彼がボクの仕事へ同行することが減り始めたのはいつからだっただろうか。成人組に監督を任せることもあったが、一人で向かうことも増えていった。打ち合わせ以外での会話は稀になり、コーヒーブレイクを共にすることも無くなっていた。
まるで彼が、ボクを怖れて逃げているかのようにさえ、思えた。

キーボードを打つ手が止まる。
しかし彼は此方を見ることなく、酷く流暢に、まるで予め解を用意していたかのように。


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