16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:21:03.88 ID:4GqatoYg0
卯月「響子ちゃんおはようございます!」
響子「おはようございます卯月ちゃん! ……あれ? そちらの方は……?」
美穂(ぎくぅ!)
17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:22:16.40 ID:4GqatoYg0
美穂(でもこの状況……耐えてるというか、耐えさせてもらっているというか……二人がもう少し疑いやすかったらアウトだったよね……十分以上持ってるのが奇跡だよ……)
響子「真穂さんは今何のお仕事をされてるんですか?」
真穂「し、仕事? えーと……こ、公務員よ。ざっくり言えば」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:23:07.19 ID:4GqatoYg0
真穂「そ、そうだ! 二人とも時間は大丈夫? そろそろ三十分じゃないかしら?」
卯月「あれっ、もうそんな時間ですか?」
響子「まだ十分くらい余裕はありますけど……」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:23:36.04 ID:4GqatoYg0
……卯月、響子退出後……
美穂「罪悪感で押しつぶされそうですよぉ!!」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:24:06.98 ID:4GqatoYg0
美穂「はぁ……」
美穂(卯月ちゃんと響子ちゃんにはあとで謝っておかないとなぁ……許してくれるとは思うけど……緊張しちゃうよ)
美穂「……誰が来るかな」
21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:25:37.44 ID:4GqatoYg0
美穂(ぷっ、ぷぷぷぷぷぷプロデューサーさん!?)
美穂(これで最後って決めてそこにプロデューサーさん!? というか二組目でプロデューサーさんはドッキリとしてだめじゃないかな!?)
P「おや?」
22:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:26:04.66 ID:4GqatoYg0
P「なるほど。メイクが予想以上にいい仕上がりだったからドッキリを」
美穂「ご、ごめんなさい!」
P「怒ってませんから大丈夫ですよ。どちらかというと、これがちゃんと合意の下で行われたかどうかが気になってまして」ジーッ
23:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:26:54.54 ID:4GqatoYg0
P「まあ合意なら特に何も言いませんが……」
美穂「はい。私がお願いしたことですから……不用意に……」
雪菜「でも楽しかったでしょ〜?」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:27:40.71 ID:4GqatoYg0
P「それでは鍵をどうぞ。先に車に乗っていてください。私は少し荷物整理してから向かいます」チャリ
彩華「はぁい。じゃあお先にぃ」
雪菜「美穂ちゃん、さっきのクレンジング自分でできる? できなかったら私が後でやってあげるけどぉ……」
25:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:28:06.92 ID:4GqatoYg0
P「美穂さん、ちょっとくるって回ってみてください」
美穂「こうですか?」クルッ
P「なるほどなるほど……じゃあ次はキリッとした表情をしてください」
26:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:28:34.01 ID:4GqatoYg0
P「うーん、いい笑顔ですね」
美穂「はわぁっ!? ち、ちょっとプロデューサーさん! 何してるんですか!?」
P「写真撮影ですが?」
27:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:30:10.78 ID:4GqatoYg0
P「いやー、それにしても……」ジーッ
美穂「な、なんですか……?」
P「楽しみになりましたね、美穂さんの将来が」
28:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:30:51.06 ID:4GqatoYg0
美穂「…………ぷっ」
P「ぷ?」
美穂「プロデューサーさんのすけこましぃいいいいいいいいいいい!!」ダッ!!
29:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:31:19.89 ID:4GqatoYg0
……数日後……
美穂「あのー……」
30:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:31:55.50 ID:4GqatoYg0
彩華「そういえば、あの後どうだったのぉ?」
美穂「あの後?」
雪菜「ほらぁ、卯月ちゃんと響子ちゃん。怒ってなかったぁ?」
31:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:33:27.31 ID:4GqatoYg0
雪菜「それでぇ、どういうメイクがしたいの〜?」
美穂「その……今よりちょっと、ほんのちょっとだけ大人になれるメイクがいいです。唇とか、頬とか、部分的にでいいんです」
彩華「顔全部じゃなくていいのぉ?」
32:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:34:04.64 ID:4GqatoYg0
雪菜「大丈夫よぉ、私たちも全力でサポートするからぁ♪」
彩華「スピードはゆっくりとやるから安心してぇ♪」
美穂「はい、ありがとうございます。……あの、なんでそんなにニヤニヤしてるんですか?」
33:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:34:31.57 ID:4GqatoYg0
P「おーい美穂さーん。そろそろいきますよぉ」
美穂「あ、はい! 今行きます! すいません、それじゃあお願いします」ペコッ
雪菜「行ってらっしゃ〜い。こっちは任せてねぇ」
34:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:35:01.58 ID:4GqatoYg0
雪菜「これってもう、プロデューサーが原因よねぇ!」
彩華「もう間違いないわぁ! だって、ゆっくり大人になりたいんですって言ったのよぉ!」
雪菜「あ〜もぉ! 美穂ちゃんったら本当に可愛いんだからぁ♪」
35:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:35:37.97 ID:4GqatoYg0
雪菜「これからはめいっぱい応援しないとねぇ」
彩華「引き受けちゃった以上、全力でサポートするわよぉ」
雪菜「美穂ちゃんの焦りを抑えつつ、ゆっくりと♪」
36:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/08(木) 22:36:45.45 ID:4GqatoYg0
以上です。
美穂ちゃんの10年後が見てみたいだけの人生でした。
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