千鶴「裕美ちゃんのおデコからビームが出たお話」
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2018/02/11(日) 22:08:03.70 ID:F17U2dLu0
 … 
  
 …… 
  
 ………あ、これでオチですよね? 
9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:08:40.63 ID:F17U2dLu0
 頭の中で考えている事にまで突っ込むなんて 
  
 …さすが先輩です。 
  
 「いや…全部口に出てましたよ?」 
10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:09:17.14 ID:F17U2dLu0
 「良かった…不死身っぷりはこっちでも健在だ…」 
  
 「別に良くは無いと思いますよ」 
  
 また泰葉さんに突っ込まれてしまいました。 
11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:09:45.56 ID:F17U2dLu0
 「…あれだけの事があってこれで済むほたるちゃんも凄いですね」 
  
 泰葉さんは何か冷静に分析しています 
  
 …さすが先ぱ 
12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:10:24.57 ID:F17U2dLu0
 「もうすぐ…助けが来るはずです」 
  
 ガチャッ! 
  
 「待たせたな!天才超特急で駆け付けたぞ!」 
13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:10:53.00 ID:F17U2dLu0
 「光学兵器の対策は万全だ!」 
  
 なんと頼もしい…さすが天才 
  
 「千鶴ちゃん、褒め方のバリーションをもっと増やそう?」 
14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:11:27.90 ID:F17U2dLu0
 「…カチューシャ?」 
  
 「とりあえず装着してみてくれ」 
  
 泰葉さんは不思議そうな顔をしながらも言われた通りカチューシャを装着しました。 
15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:12:03.93 ID:F17U2dLu0
 「音声だけだと誤作動が有り得るからな、セーフティーだと思ってくれ!」 
  
 「ううっ…裕美ちゃんのためなら…」 
  
 泰葉さんは顔を真っ赤にしてポーズを取ります。 
16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:12:38.18 ID:F17U2dLu0
 「よし…これでぱっつんビームが裕美の額に命中すればビームは止まるはずだ」 
  
 はぁ…やっとこの騒ぎも終わりますね。 
  
 「…ちょっと良いかな?」 
17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:13:20.35 ID:F17U2dLu0
 「ちょっと…それってどういう…」 
  
 裕美ちゃんの声がわずかに震えている。 
  
 「大丈夫だ、少しコゲてアフロになるくらいだ」 
18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:13:50.56 ID:F17U2dLu0
 「ううっ…!ビームが…押し返される…!」 
  
 「二人とも…逃げて…っ!」 
  
 「過負荷によりA.I,フィールド停止…もうダメだっ!」 
19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:14:20.72 ID:F17U2dLu0
 爆煙が晴れたそこには… 
  
 『きゅう…』 
  
 コゲてアフロになった二人が横たわっていました。 
20:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:14:53.59 ID:F17U2dLu0
 クイクイッ 
  
 「…ん?」 
  
 誰かが私のスカートを引っ張っています。 
21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:15:22.57 ID:F17U2dLu0
 「…その瓶で裕美ちゃんを殴る!?」 
  
 気絶させれば止まるという事でしょうか。 
  
 「ウサウサー!」 
22:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:15:52.98 ID:F17U2dLu0
 「…その瓶の中身をかける?」 
  
 「ウサウサッ!」 
  
 ウサちゃんロボは嬉しそうに頷くと、裕美ちゃんを指さします。 
23:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:16:22.94 ID:F17U2dLu0
 そして私は瓶の中身を手近なバケツに注いで、裕美ちゃんの背後に移動する。 
  
 「裕美ちゃん、ちょっとだけ下を向いて!」 
  
 「えっ…は、はい!」 
24:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:17:02.53 ID:F17U2dLu0
 … 
  
 …… 
  
 ……… 
25:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:17:40.62 ID:F17U2dLu0
 「ほたるちゃん、気にしないで?むしろこっちの方こそビーム当てちゃってごめんなさい」 
  
 裕美ちゃんも被害者なのにずっと謝っています。 
  
 「…そ、それにしても!ビーム止まって良かったね!」 
26:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:18:12.37 ID:F17U2dLu0
 「でも、大量の水で洗い流しでもしなければ大丈夫らしいので…効果が切れる明日の朝までお風呂を我慢するくらいで大丈夫だよ」 
  
 それくらいならきっと大丈夫でしょう。 
  
 「あ…皆さん、お茶のお代わりはいかがですか?」 
27:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:18:44.38 ID:F17U2dLu0
 不幸にも足元にあったバナナの皮で滑ったほたるちゃん。 
  
 つまずくと同時にその手の中にあったポットは宙を舞い 
  
 それは不幸にも裕美ちゃんの頭上に… 
28:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:19:22.99 ID:F17U2dLu0
 おわりです、お付き合いありがとうございました。 
  
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