5:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:55:08.29 ID:ocovSoLA0
〜セキエイ高原〜
レッド「何?バッジ? とかいうのを8個集めないと、あの竜使いには挑めないのか?」
職員「そうじゃなきゃ、挑戦者がきりないからねえ。挑戦に見合った実力を証明してもらわないと」
レッド「……じゃあ、こっから一番近いそのジムバッジもらえる施設はどこにある?」
職員「そうだな〜……トキワのもりを抜けた先のニビシティかな。本当のこのトキワシティにもジムがあるんだけど、ジムリーダーが長い事留守にしてるみたいで」
レッド「何だそりゃあ。大した職務怠慢だな。訴える事は出来ないのか」
ポッポ「そんな物騒な……」
職員「あはは……それがまるで足取りが掴めなくてねえ……まあ君達の旅が終わる頃には帰ってきてるだろうから、またその時来てみたらどうかな」
〜トキワの森〜
レッド「ポッポ」
ポッポ「ん? なになに〜?」
レッド「トキワシティのジムリーダーもぶっ潰すリストに加えた。聞けばもう半年近くジムを空の廃墟にしてるらしい」
ポッポ「何か事情があるのかも?」
レッド「それでも奴らの仕事なはずだ。リーグから雇われている人間が施設を空けて失踪していい理由を探す方が難しいだろ」
ポッポ「……確かに。うん、一緒にぶっ潰そっか♪」
レッド「……お前も案外ドライなとこあるよな」
ポッポ「……レッド君に染められちゃった?」
レッド「……なんかドキっとしちゃってムカつく」
ポッポ「ん〜!髪わしゃわしゃされるの、そんなに嫌いじゃないから効果ないもんね〜」
虫取り「おい」
レッド「なんだとーもっとやってやる」
ポッポ「わーやめてー♪」
レッド「喜んでんじゃねえか!」
虫取り「おい!」
レッド「なんだよ!」
虫取り「聞こえてんなら返事しろよ!」
レッド「うるせえな、こっちは相棒とイチャついてんだ。お前に構ってる暇ないんだよ!」
ポッポ「イチャ……!」
レッド「不意打ちされて照れるのも最高にかわいいぞポッポ」
ポッポ「もう……!……バカ」
虫取り「だから!イチャついてんじゃねえこんな場所で!」
虫取り2「そーだそーだ、ポケモントレーナーは目が合ったらポケモン勝負!」
虫取り3「僕のビードルの餌食になりな!」
レッド「……初めての対人戦だ。いけるか? 嫌なら嫌って言ってもいいんだぞ、徐々に慣れていけば。お前以上に大事なものはないんだからな」
ポッポ「……大丈夫、ちょっと不安だけど、レッド君と2人なら、きっと大丈夫!」
レッド「よしっ、行くぞポッポ!……信じてる」
ポッポ「……うん!」
223Res/142.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20